ダム巡りダイジェスト【2012年10月21~23日】『霜降の函館界隈遠征』その3
【その2からの続きです】

※早朝の函館港
…おはようございます。海の似合う男、オレです。
ということで前日は、
記念すべき“北海道ダムデビュー”及び“念願の笹流ダム訪問”をすることができたということで、
興奮して夜も眠れないんじゃないかと思っていたのですが、
そんな思いとは裏腹…見事なまでに大爆睡することができました。
まぁ前日は何だかんだ徒歩移動などで結構疲れていましたからね…。
一晩たっぷり眠って疲れも大分回復できたということで、今日もはりきって生きたいと思います!
この日は目が覚めたのが大体4時半くらい。
オレの中で決定事項でもあった朝市での海鮮丼朝食を済ませ、さっそくダム巡り2日目と行きたい訳ですが、
駅前のレンタカー屋さんのオープンが8時からということで、かなりの空き時間…。
ま。本来はダム巡りが目的の旅ですが、それと同時に貴重な北海道旅行☆
1分1秒たりとも無駄にはしたくないですよね?
てな感じで、時間が来るまで函館の街を色々と散策してみることにしました…。
まぁ『だむ†ほり』に遊び来て下さっている残念な…素晴らしい皆様に、
今更ガイドブックに載っているような“お約束スポット”を紹介してもアレなんで、
待ち時間にこんな“ちょっぴりディープなもの”も見てきましたよっと♪
【現存する日本最古のコンクリート電柱】

…どうでしょう?コレなら皆様も満足できるでしょ?
もちろん行きはしましたが、ナントカ教会とかナントカ坂なんて今更この場で紹介なんかしませんよ!
もし函館に行ったことがない方でしたら、
とりあえず笹流ダムとこの電柱だけ押えておけばオッケーです。
あ。嘘ですw
…この電柱は大正12年(1923年)に当時の函館水電会社(現、北海道電力)が建てたものなのですが、
現存するコンクリート製電柱としては国内最古!
当時函館の町では火災が多かった為、このような耐火性のあるコンクリート製が選ばれたそうです。
いやはや。四角い電柱ってのは生まれて初めて見たなぁ…。
尚、現在においてもバリバリ現役ということですので更に驚きです!
この電柱の存在は、函館に来る前の下調べ中にどっかのサイトで知ったのですが、
実は密かに楽しみにしていたりだったりwww
…ちなみに一応“ダムブログ”なので参考までに触れておくと、
国内最古のコンクリートダムは神戸市の『布引五本松ダム』で、なんと明治33年(1900年)に造られています。
ダムの歴史、マジパネェっす!!!!

※今日限りの相棒
…さて。電柱にうつつを抜かしている間に時間がやってきましたので、
さっそく『函館界隈ダム巡り遠征2日目』を始めていきましょう♪
予約していたレンタカー屋さんで待っていたのは、先代の日産マーチ。そして何故か帯広ナンバー。
知らない土地を初めての車で運転するのは緊張するものですが、
いつもの青い『ばっきぃ号』と大きさもさほど変わらないので、そこら辺はすぐに適応できました。
今回走った北海道の道は、大体広くて良く整備されている為走りやすかったのですが、
やっぱりイメージ通りと言うか、郊外に出ると信号から信号までの間隔が結構距離がありましたね。
あとこれは北海道だけに限りませんが、雪国独特の“縦の信号”には最後まで慣れなかったわw
【3基目:駒ヶ岳ダム@森町】(初訪問・今年通算104基目)

…ここからはいよいよ函館市を抜けてのダム巡り!
この日のメインは今金町の美利河ダムですが、その前に1基挟んでいきましょう☆
ということでまず向かったのは森町にある『駒ヶ岳(こまがたけ)ダム』でございます。
森町と言えばJR森駅の駅弁『いかめし』で有名ですよね♪
…実は美利河ダムでも見ながら食べようかと森駅にも途中で寄ってみたのですが、
行ったのが少し早すぎたせいか、残念ながらまだ買うことができませんでした(泣)
ちなみにここは駒ヶ岳ダムの下流直下にあるキャンプ場『みどりとロックの広場』
函館駅前からは寄り道込みで2時間くらいかかったかな?
下調べによると、このキャンプ場からならナイスな光景を拝むことができそうでしたので、
ダムサイトに行く前に手前のこちらから寄ってみることにしました。

ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ
…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…
…キャンプ場に着くなりまず目に入ってきたのがこの看板。
いや。“熊出没注意”の看板はダム巡りしている上で色々な所で見かけますが、
北海道のはマジでシャレにならんって!!!!
何て言うか、他で見るのよりもリアリティっぷりが数段も上に感じませんか?w
堪らず車に置きっぱなしになっていた熊鈴を急いで取りに戻る。オレの第六感がそう囁いたんだ。
うーん。この時ほど熊鈴が頼もしく思えたことはありませんでしたね☆
まぁダム周辺の雰囲気的にはそんな感じだったってことよ!

「くっ……KYKか…」
…ちなみに“KYK”とは、
K…空気、Y…読めない、K…木
たった今オレが決めたんだけど、ここから見えた光景は…まぁそういうことですわ。
うーん。『ダム便覧』に載ってた写真は明らかにここから撮ったと思われるもので、
もっとナイスで迫力のあるものだったんだけどなぁ…。まさかここまで木で覆われているとは想定外。
「まぁそういう日もあるだろう…」(明日来ても木は生えたままだけどなw)
ということで、直下からの堤体撮影は不完全燃焼のままあっさり終了。
ま。“開かれたゲートからの越流”が見れ、“大体の大きさのイメージ”も掴むことができたので、
一応良しとしておきましょうか…。

…キャンプ場から車で山道を上ること数分。今度はダムの敷地内へとやってきました。
駒ヶ岳ダムが位置するのは『島崎渓谷』という紅葉の名所でもあるのですが、
訪問時は見頃にはほんの少しだけ早かったのかな?
ダムサイトはもちろんのこと、道中においてもあまり人気を感じず割と閑散とした雰囲気でしたね。
(多分、この記事を書いている今頃がちょうど見頃なんだろうなぁ…)
まぁ平日だったというのも大きいけどね。
いやー。仕事を休んで行くダム巡りってのもまた格別だわ♪

…さて。こちらがお待ちかねの堤体(下流側)の様子です。
うーん。ここからも手前の崖が微妙に視界を遮ってくるなぁ(泣)
ま。ダムなんぞ本来見せる為のものでは無いと思うので、仕方無いちゃ仕方無いのですが…。
あ!愚痴ってばかりなのもアレなんで視点を変えて考えてみようよ!
木も崖もみんな友達!
この絶妙な公開っぷりが堪らんとです☆
……。
…しかし、小柄な堤体にこの色鮮やかなオレンジ色のゲート。
なかなか味わい深いと言うか、隅には置けない憎いダムですよねー♪ これは嫌いじゃないよ!うん。

「……チッ!」
あ。嘘ですw 舌打ちなんてとんでもないですwww
今わかりました!これこそこのダムの魅力…真骨頂なんですよー、うんうん。
ということで天端の方は案の定…期待通りの立入禁止♪
どうやらダムの管理事務所に職員さんがいらっしゃる気配がしたので、
立入の許可を直談判することも考えたのですが、
うーん。ぶっちゃけ、このダムでそこまではしなくてもいいかなーって(汗)

※堤体(上流側)の様子
…最後となってしまいましたが、
何かここまでかなり感情を押し殺して書いてる気がしないでもないので、
発狂する前にこのダムのスペックなんぞを紹介させて頂きたいと思います。
駒ヶ岳ダムは1984年に完成した北海道開発局函館開発建設部(国交省)が管理する重力式コンクリートダムで、
高さが43.6メートル、長さが72メートル。
ダムの役割としてはかんがい用水の確保です。

※ダム湖の様子
…ちなみにダムの名称にも付けられている『駒ヶ岳』(北海道駒ヶ岳)ですが、
実はこのダムの存在する山や上の写真に見える奥の山の名前ではなく、
位置的にはダムから更に東側の内浦湾(噴火湾)沿い…森町・鹿部町・七飯町の3町に跨ってそびえる、
標高1131メートルの山のことだそうです。
通称『渡島富士』とも呼ばれているそうで、まぁいわゆる“郷土富士”ってやつですわな。
ではどうしてこのダムは『駒ヶ岳ダム』という名称が付けられたのか?
これは簡単に調べてみただけなので詳しくはわからなかったのですが、
恐らく、この地域にとって駒ヶ岳という山がシンボルと言うかランドマーク的なものとして、
広く親しまれ続けてきたからではないのでしょうか。
そういや、今思えば確かに道中で一際大きい山が見えてたっけ…。

※ダム周辺にて
…感想としては、まぁ何だかんだ不満あり気に書いてきましたが、(そりゃ演出も多少は入るからねwww)
それでもやはり初訪問ダムということで、それなりにじっくり鑑賞できたんじゃないかとは思います♪
そういやオレンジ色のゲートって今まで見てきたことがなかったかも…。
「あ。キツネだ!」
…駒ヶ岳ダムを後にし島崎渓谷をしばらく走っていると、なんとキツネが道路を横切ったではありませんか!
うーん。北海道だねぇ…。
とりあえず熊との遭遇イベントじゃなくて良かった。いや、実際にあっても困るんだけどなw
ということで次に行ってみましょうか!次はいよいよ楽しみにしていた美利河ダム☆
その“長さ”に定評があるそうですが、いったいどんなダムやら…。
ではここから更に北上してみましょうか♪
【その4に続く】
※画像はサムネ表示です。クリックするともう少し大きく鮮明に見ることができます。
※訪問時のトラブル等は自己責任でお願い致します。
本日はお忙しい中ご訪問頂きありがとうございました♪
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※早朝の函館港
…おはようございます。海の似合う男、オレです。
ということで前日は、
記念すべき“北海道ダムデビュー”及び“念願の笹流ダム訪問”をすることができたということで、
興奮して夜も眠れないんじゃないかと思っていたのですが、
そんな思いとは裏腹…見事なまでに大爆睡することができました。
まぁ前日は何だかんだ徒歩移動などで結構疲れていましたからね…。
一晩たっぷり眠って疲れも大分回復できたということで、今日もはりきって生きたいと思います!
この日は目が覚めたのが大体4時半くらい。
オレの中で決定事項でもあった朝市での海鮮丼朝食を済ませ、さっそくダム巡り2日目と行きたい訳ですが、
駅前のレンタカー屋さんのオープンが8時からということで、かなりの空き時間…。
ま。本来はダム巡りが目的の旅ですが、それと同時に貴重な北海道旅行☆
1分1秒たりとも無駄にはしたくないですよね?
てな感じで、時間が来るまで函館の街を色々と散策してみることにしました…。
まぁ『だむ†ほり』に遊び来て下さっている
今更ガイドブックに載っているような“お約束スポット”を紹介してもアレなんで、
待ち時間にこんな“ちょっぴりディープなもの”も見てきましたよっと♪
【現存する日本最古のコンクリート電柱】

…どうでしょう?コレなら皆様も満足できるでしょ?
もちろん行きはしましたが、ナントカ教会とかナントカ坂なんて今更この場で紹介なんかしませんよ!
もし函館に行ったことがない方でしたら、
とりあえず笹流ダムとこの電柱だけ押えておけばオッケーです。
あ。嘘ですw
…この電柱は大正12年(1923年)に当時の函館水電会社(現、北海道電力)が建てたものなのですが、
現存するコンクリート製電柱としては国内最古!
当時函館の町では火災が多かった為、このような耐火性のあるコンクリート製が選ばれたそうです。
いやはや。四角い電柱ってのは生まれて初めて見たなぁ…。
尚、現在においてもバリバリ現役ということですので更に驚きです!
この電柱の存在は、函館に来る前の下調べ中にどっかのサイトで知ったのですが、
実は密かに楽しみにしていたりだったりwww
…ちなみに一応“ダムブログ”なので参考までに触れておくと、
国内最古のコンクリートダムは神戸市の『布引五本松ダム』で、なんと明治33年(1900年)に造られています。
ダムの歴史、マジパネェっす!!!!

※今日限りの相棒
…さて。電柱にうつつを抜かしている間に時間がやってきましたので、
さっそく『函館界隈ダム巡り遠征2日目』を始めていきましょう♪
予約していたレンタカー屋さんで待っていたのは、先代の日産マーチ。そして何故か帯広ナンバー。
知らない土地を初めての車で運転するのは緊張するものですが、
いつもの青い『ばっきぃ号』と大きさもさほど変わらないので、そこら辺はすぐに適応できました。
今回走った北海道の道は、大体広くて良く整備されている為走りやすかったのですが、
やっぱりイメージ通りと言うか、郊外に出ると信号から信号までの間隔が結構距離がありましたね。
あとこれは北海道だけに限りませんが、雪国独特の“縦の信号”には最後まで慣れなかったわw
【3基目:駒ヶ岳ダム@森町】(初訪問・今年通算104基目)

…ここからはいよいよ函館市を抜けてのダム巡り!
この日のメインは今金町の美利河ダムですが、その前に1基挟んでいきましょう☆
ということでまず向かったのは森町にある『駒ヶ岳(こまがたけ)ダム』でございます。
森町と言えばJR森駅の駅弁『いかめし』で有名ですよね♪
…実は美利河ダムでも見ながら食べようかと森駅にも途中で寄ってみたのですが、
行ったのが少し早すぎたせいか、残念ながらまだ買うことができませんでした(泣)
ちなみにここは駒ヶ岳ダムの下流直下にあるキャンプ場『みどりとロックの広場』
函館駅前からは寄り道込みで2時間くらいかかったかな?
下調べによると、このキャンプ場からならナイスな光景を拝むことができそうでしたので、
ダムサイトに行く前に手前のこちらから寄ってみることにしました。

ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ
…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…
…キャンプ場に着くなりまず目に入ってきたのがこの看板。
いや。“熊出没注意”の看板はダム巡りしている上で色々な所で見かけますが、
北海道のはマジでシャレにならんって!!!!
何て言うか、他で見るのよりもリアリティっぷりが数段も上に感じませんか?w
堪らず車に置きっぱなしになっていた熊鈴を急いで取りに戻る。オレの第六感がそう囁いたんだ。
うーん。この時ほど熊鈴が頼もしく思えたことはありませんでしたね☆
まぁダム周辺の雰囲気的にはそんな感じだったってことよ!

「くっ……KYKか…」
…ちなみに“KYK”とは、
K…空気、Y…読めない、K…木
たった今オレが決めたんだけど、ここから見えた光景は…まぁそういうことですわ。
うーん。『ダム便覧』に載ってた写真は明らかにここから撮ったと思われるもので、
もっとナイスで迫力のあるものだったんだけどなぁ…。まさかここまで木で覆われているとは想定外。
「まぁそういう日もあるだろう…」(明日来ても木は生えたままだけどなw)
ということで、直下からの堤体撮影は不完全燃焼のままあっさり終了。
ま。“開かれたゲートからの越流”が見れ、“大体の大きさのイメージ”も掴むことができたので、
一応良しとしておきましょうか…。

…キャンプ場から車で山道を上ること数分。今度はダムの敷地内へとやってきました。
駒ヶ岳ダムが位置するのは『島崎渓谷』という紅葉の名所でもあるのですが、
訪問時は見頃にはほんの少しだけ早かったのかな?
ダムサイトはもちろんのこと、道中においてもあまり人気を感じず割と閑散とした雰囲気でしたね。
(多分、この記事を書いている今頃がちょうど見頃なんだろうなぁ…)
まぁ平日だったというのも大きいけどね。
いやー。仕事を休んで行くダム巡りってのもまた格別だわ♪

…さて。こちらがお待ちかねの堤体(下流側)の様子です。
うーん。ここからも手前の崖が微妙に視界を遮ってくるなぁ(泣)
ま。ダムなんぞ本来見せる為のものでは無いと思うので、仕方無いちゃ仕方無いのですが…。
あ!愚痴ってばかりなのもアレなんで視点を変えて考えてみようよ!
木も崖もみんな友達!
この絶妙な公開っぷりが堪らんとです☆
……。
…しかし、小柄な堤体にこの色鮮やかなオレンジ色のゲート。
なかなか味わい深いと言うか、隅には置けない憎いダムですよねー♪ これは嫌いじゃないよ!うん。

「……チッ!」
あ。嘘ですw 舌打ちなんてとんでもないですwww
今わかりました!これこそこのダムの魅力…真骨頂なんですよー、うんうん。
ということで天端の方は
どうやらダムの管理事務所に職員さんがいらっしゃる気配がしたので、
立入の許可を直談判することも考えたのですが、
うーん。ぶっちゃけ、このダムでそこまではしなくてもいいかなーって(汗)

※堤体(上流側)の様子
…最後となってしまいましたが、
何かここまでかなり感情を押し殺して書いてる気がしないでもないので、
発狂する前にこのダムのスペックなんぞを紹介させて頂きたいと思います。
駒ヶ岳ダムは1984年に完成した北海道開発局函館開発建設部(国交省)が管理する重力式コンクリートダムで、
高さが43.6メートル、長さが72メートル。
ダムの役割としてはかんがい用水の確保です。

※ダム湖の様子
…ちなみにダムの名称にも付けられている『駒ヶ岳』(北海道駒ヶ岳)ですが、
実はこのダムの存在する山や上の写真に見える奥の山の名前ではなく、
位置的にはダムから更に東側の内浦湾(噴火湾)沿い…森町・鹿部町・七飯町の3町に跨ってそびえる、
標高1131メートルの山のことだそうです。
通称『渡島富士』とも呼ばれているそうで、まぁいわゆる“郷土富士”ってやつですわな。
ではどうしてこのダムは『駒ヶ岳ダム』という名称が付けられたのか?
これは簡単に調べてみただけなので詳しくはわからなかったのですが、
恐らく、この地域にとって駒ヶ岳という山がシンボルと言うかランドマーク的なものとして、
広く親しまれ続けてきたからではないのでしょうか。
そういや、今思えば確かに道中で一際大きい山が見えてたっけ…。

※ダム周辺にて
…感想としては、まぁ何だかんだ不満あり気に書いてきましたが、(そりゃ演出も多少は入るからねwww)
それでもやはり初訪問ダムということで、それなりにじっくり鑑賞できたんじゃないかとは思います♪
そういやオレンジ色のゲートって今まで見てきたことがなかったかも…。
「あ。キツネだ!」
…駒ヶ岳ダムを後にし島崎渓谷をしばらく走っていると、なんとキツネが道路を横切ったではありませんか!
うーん。北海道だねぇ…。
とりあえず熊との遭遇イベントじゃなくて良かった。いや、実際にあっても困るんだけどなw
ということで次に行ってみましょうか!次はいよいよ楽しみにしていた美利河ダム☆
その“長さ”に定評があるそうですが、いったいどんなダムやら…。
ではここから更に北上してみましょうか♪
【その4に続く】
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※訪問時のトラブル等は自己責任でお願い致します。
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ダム巡りダイジェスト【2012年10月21~23日】『霜降の函館界隈遠征』その2
【その1からの続きです】
【2基目:笹流ダム@函館市】(初訪問・今年通算103基目)

※最寄は函館バス『赤川小学校』停留所
…さて。新中野ダムにて記念すべき北海道ダムデビューを済ませ、
その次に向かったのは今回のダム巡り遠征で真の目的地でもある『笹流(ささながれ)ダム』でございます!
いやー。こちらのダムは自分がダム好きになってからずっと行ってみたかったダムでもあるので、
言わば2年以上夢見てきた念願の訪問となります☆
先程の新中野ダムからは途中でバスに乗ろうと考えていたのですが、
ちょうど良い時間のバスが出てしまったばかりでしたので、5キロ位の行程をてくてく歩いてきました。
時間にしてちょうど1時間ほど…。
当初旅の計画を立てている段階では、
この日は五稜郭界隈(函館市の繁華街)でレンタサイクルを借りようとしていたのですが、
直前になって「やっぱしんどかったらヤダなー」ということで路線バス&徒歩に変更。
しかし、結果的に新中野ダムから笹流ダムまで歩くことができたし、
その後も結局五稜郭まで歩いてしまったので、結果的にはレンタサイクルならもっと楽勝でしたね(汗)
て言うか、五稜郭から新中野ダムまではほぼ一本道だし、
特別きつそうな坂も無かったのでそっちの方が気持ちよく見て回ることができると思いますよ♪

…ということでいよいよダムの敷地内へと潜入!
ここまではスマホのナビを見ながら歩いてきたので道に迷うことは無かったのですが、
道中に標識などは一切なく、まぁ訪れるとしたら地元の方かよっぽどの建造部(ダム)好きな方なのでしょう。
ここは一種の公園のような場所で、春は桜・秋は紅葉の名所としても知られているとかいないとか。
訪問時もボールで遊ぶ家族の方や、カメラ片手にダムをガシガシ撮っている方がチラホラ見受けられました。
紅葉は…実感としてはまだ少しだけ早かったのかな?
まぁいくら北の大地・北海道と言えど、ダムが位置する標高自体はさほど高くもないですからね。
ロケーション的には山の中にあると言うよりは、
“住宅街の脇に大きな林があって、その中に鎮座している”といった感じでした。
公園内の木々を抜け、
そこに見えたのは芝生の貼られた美しい庭園、そして…

…遂にやってきました!
これこそが函館市の水がめであり、
日本初のバットレスダム!笹流ダムです!
目の前に広がったのは夢にまで見た“格子状に組まれた白く美しい堤体”
「…こ、これがあの笹流ダムか……」
あまりの感動に、普段はダムに着くなりはしゃがずにはいられないオレもしばし沈黙。
写真ではこれまで何度も見たことがある…しかし今まさにその笹流ダムの実物が手の届く範囲に!
まぁアレだ。
「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ…」
で今回の記事は終わりにしたろうか?www
でも、ネロがアントワープの大聖堂でルーベンスの絵を見た時ってこんな感じだと思うよ…多分w
とりあえずそれ位嬉しくて嬉しくて仕方無かったのですが、
何て言うかこの時は“達成感からくる脱力感”ってのが物凄かったなぁ…。
まだ少し余韻に浸っていたいから、ホントにここで書くの止めちゃおっか……

…あ。嘘です。やっぱ最後まで書かせて下さい! いや、むしろ書かせろwww
ということで早速憧れだった笹流ダムを見ていきたい訳ですが、
「では一体、ダムの本体まではどれ程近寄れるか?」と言えば、ずばりゼロ距離ですね☆
普段でもここまで“真下から臨めるダム”というのはあまり多くも無いと思いますが、
うーん。一応上水道専用のダムだと言うのに、函館市さんってばなかなかの太っ腹ですね♪
バーチーで上水道のダムって言ったら、ガチガチにフェンス張られて立禁ってのが殆どですよ!まったく!
まぁこのダムは立派な土木遺産でもあるんでね…こういうのは広く公開されている方がいいよ。うん。

…バットレスを真下から思う存分堪能!
自分はダムでこういうシンメトリーな絵を撮るのってホント好きなんですよねぇw
しかし笹流に限ったことではないですが、
バットレスダムって一見“ダム”と言われなければ本当に何が何だかよくわからん建造物ですよね?
ダムに興味が無ければミステリアス、
ダムが好きなら神秘的・幻想的…笹流ダムにはそういう魅力があるんじゃないかと思います。

…ご覧の通り柱の間のスペースまでも確認することができます♪
もはやフェチ画像だな、こりゃw
国内にバットレスダムは6基しか存在しない…まぁそうそう簡単には見ることもできないダムで、
自分も群馬県にある『丸沼ダム』以外これまで見たことがないのですが、
構造は何となく理解することはできても、「一体全体どうしてこんな形にしたんだろうか…?」
…ホント不思議でいっぱいです。
(結局は当時の“経済性”を重視した結果なんだろうとは思いますが…)
え?「じゃあ本当にバットレスの構造を理解しているのか?」って?
…無論わからん。
ま、まぁそこら辺は面白い形だし、カッコいいからとりあえずそれだけでいんじゃね?w

…ところで。
さっきから堤体見てるんだけど、横目でチラチラと気になる文字の看板が見えるんですけど…。
「て言うか“ダム入口”ってwww」
いや。笑う所では決してないのですが、
なんかこの“ダム入口”というのがツボにハマってしまうのは自分だけでしょうか?ダメでしょうか?
…そう!ここ笹流ダムでは実は天端の上も通行できたりするんです♪
普段は天端の上なんぞ歩けて当たり前…そんな舐めた考えで、通行不可だとブーブー言ってる自分ですが、
この“特別なダム”となると話はまた別。
マジすか!?
こんな幸せなことがあってホントにいいんすかっ!?
…いいんです!
いやー。笹流マジ天国だわー!

…ということで“ダム入口”より堤体脇の階段を登り天端上へと移動。
「オレはたった今笹流ダムの上にいる!…つまりバットレス、いや。全ダムを征服したのだ!」
もはや興奮しすぎて言ってることも支離滅裂。
こんなことなら笹流ダムには行かない方が良かったのかもw
『ばっきぃ ミーツ 笹流ダム』 …もしかしたら一番あってはならない出会いだったかもですね♪
あ。下からだとわからなかったけど、天端の幅は結構狭かったっけなぁ…。

…こちらはダム湖(笹流貯水池)の様子。
ここは『ダム湖百選』にも認定されている大変由緒正しきダム湖です☆(意味不明)
まぁそりゃ選ぶわな。選ばれるだろうよ、うん。
奥の方はよくわかりませんが、手前を見る限り水深はそこまで深くないようにも見えました。
そのなみなみと湛えられた水の美しさは言うまでも無く、
ここの水は下流にある『低区浄水場』を経由し、函館市の水道水として町へと供給されていきます。
ちなみに翌日の晩、
酒を呑みまくってホテルで水をがぶ飲みしていましたので、
俺の血には笹流ダムの水が混ざっているはずです。
…まぁそれはよくわかりませんけどね(汗)

…天端から見下ろしたダムの直下はこんな感じ。
特に名称などは無いっぽいのですが、ダムの前はこのように縦長の公園となっています。
噴水なんかもあって結構雰囲気満点ですよね♪
では最後となってしまいましたが、ここらでダムのスペックなどを…
笹流ダムは1923年に完成した函館市が管理するバッドレスダムで、
高さが23.5メートル、長さが199.3メートル。
ダムの役割としては、ずばり上水道水の確保…“函館市民の水がめ”となっております。
うーん。函館市民うらやましす!
実はもし生まれ変わって生まれ育つ場所を選べるなら、
以前は群馬県のみどり市がいいなーって思っていたのですが、
函館市もなかなか良さそうですね! あ。もちろんダム的な理由のみだけどw

※ダム説明板より、改修工事以前の笹流ダムの様子
…このダムの最大の特筆すべき点としてはずばり、
国内では8基しか建造されなかった(現存は6基)バットレスダムとしては国内初という点でしょう!
まぁ『バットレス』という型式のダムの説明としては、
“バットレスと呼ばれる格子状に組まれたコンクリート製の柱が遮水壁を支えてどーのこーの”
といった感じなのですが、
その生まれとしては“コンクリートの価格が高かった当時に造られてどーのこーの”という話です☆
……。
…う、うん。
とにかく“日本では珍しい型式のダムで、複雑すぎてもう造られることもないでしょう”って訳よっ!
このブログは小難しい知識求めて来る人いないでしょうから、その説明でオッケーでしょ?まったくもう!
て言うかオレも実のところよくわかってないんだよっ!(…何故か逆ギレする始末)
尚、テキトーな説明で良ければ今月初めに訪問した『丸沼ダム』訪問記でも書かせて頂きましたので、
そちらもご覧あそばせ♪
※こんな大人になりたくない方はググって調べてみてね!
ちなみに笹流ダムは完成から60年が経過した昭和58年に一度大規模改修が行われており、
改修以前は上の写真のような姿だったそうです。
…いやはや。これは全く知らなんだ!
現在の“まるで白亜の神殿を思わせるデザイン”は改修後のおよそ30年前からだったんですねぇ。
ま。改修工事自体はコンクリート建造物の寿命は40~50年程度と言われているそうですから、
タイミングとしては妥当なところでしょう。
自分が笹流ダムを知り、好きになったのは“現在のデザインに惚れこんでしまったから”ではあるのですが、
改修以前建設当時のデザインも…これはこれで無機質な感じで好きかも☆
ダムの魅力の一つに『唯一無二のデザイン』というのがあると思う訳ですが、
バットレスという型式を差し引いたとしても、
これほど美しく独特すぎるデザインというのも他にはなかなか無いんじゃないかと思います!

※“ダム看”の方もぬかりなくチェキってましたw
…結論。
笹流ダムは期待通り素晴らしかった!
これを見る為に北海道まで行く価値は十二分にあった!
そして、これまでダムが好きでいて本当に良かった!
うん。この言葉に尽きますね。
『このダムだけは是非とも自分自身の目と記憶に残しておきたい』
…そんなことはもしかしたらほんの些細な夢なのかも知れませんが、
そんな夢であってもそれが叶った瞬間…自分にとっては大きな満足感・達成感で全身全霊が満たされる。
最後は感動で頭がぐちゃぐちゃになってたっけなぁwww
ともかく今回の笹流ダム訪問は自身のダム感・ダム知識・ダム経験値を考える上でも、
大変意義のある、貴重な体験になったのではないかと自負しております!

※五稜郭タワーにて
…さて。初日のダム予定もこれにて終了♪
この後は午前中バスで通ってきた道を再び歩いて戻り、
五稜郭や函館山などを観光し、函館駅前にとった宿へと戻りました。
ま。本来ならダム巡りだけでもよいのかも知れませんが、自分にとってはこちらももちろん大切w
せっかくここまで来たんだから函館という町を存分に楽しんでから帰りたいですもんね!

※新中野ダム『ダム公園』の自販機で購入した“はこだての水”
…この日は多分一生記憶に残るであろう“大切な一日”を過ごすことができたと思います。
「もう今日はお腹がいっぱいだよ!」(…ダム的にも胃袋的にもw)
北海道という憧れでもあり、未開であった地…
明日は一体どんなダムに巡り逢うことができるのだろうか?
てな感じでこの日は早々に就寝。
翌日はレンタカーを借りて更に北上!
今度は笹流ダムの次に見てみたかった今金町の『美利河(ピリカ)ダム』を目指して行きます☆
【初日のルート】(函館空港~新中野~笹流~函館駅)
※実際に進んだルートとは若干異なります。
…さてと。明日もはりきってダムっちゃいますか☆
【その3に続く】
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※訪問時のトラブル等は自己責任でお願い致します。
本日はお忙しい中ご訪問頂きありがとうございました♪
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【2基目:笹流ダム@函館市】(初訪問・今年通算103基目)

※最寄は函館バス『赤川小学校』停留所
…さて。新中野ダムにて記念すべき北海道ダムデビューを済ませ、
その次に向かったのは今回のダム巡り遠征で真の目的地でもある『笹流(ささながれ)ダム』でございます!
いやー。こちらのダムは自分がダム好きになってからずっと行ってみたかったダムでもあるので、
言わば2年以上夢見てきた念願の訪問となります☆
先程の新中野ダムからは途中でバスに乗ろうと考えていたのですが、
ちょうど良い時間のバスが出てしまったばかりでしたので、5キロ位の行程をてくてく歩いてきました。
時間にしてちょうど1時間ほど…。
当初旅の計画を立てている段階では、
この日は五稜郭界隈(函館市の繁華街)でレンタサイクルを借りようとしていたのですが、
直前になって「やっぱしんどかったらヤダなー」ということで路線バス&徒歩に変更。
しかし、結果的に新中野ダムから笹流ダムまで歩くことができたし、
その後も結局五稜郭まで歩いてしまったので、結果的にはレンタサイクルならもっと楽勝でしたね(汗)
て言うか、五稜郭から新中野ダムまではほぼ一本道だし、
特別きつそうな坂も無かったのでそっちの方が気持ちよく見て回ることができると思いますよ♪

…ということでいよいよダムの敷地内へと潜入!
ここまではスマホのナビを見ながら歩いてきたので道に迷うことは無かったのですが、
道中に標識などは一切なく、まぁ訪れるとしたら地元の方かよっぽどの建造部(ダム)好きな方なのでしょう。
ここは一種の公園のような場所で、春は桜・秋は紅葉の名所としても知られているとかいないとか。
訪問時もボールで遊ぶ家族の方や、カメラ片手にダムをガシガシ撮っている方がチラホラ見受けられました。
紅葉は…実感としてはまだ少しだけ早かったのかな?
まぁいくら北の大地・北海道と言えど、ダムが位置する標高自体はさほど高くもないですからね。
ロケーション的には山の中にあると言うよりは、
“住宅街の脇に大きな林があって、その中に鎮座している”といった感じでした。
公園内の木々を抜け、
そこに見えたのは芝生の貼られた美しい庭園、そして…

…遂にやってきました!
これこそが函館市の水がめであり、
日本初のバットレスダム!笹流ダムです!
目の前に広がったのは夢にまで見た“格子状に組まれた白く美しい堤体”
「…こ、これがあの笹流ダムか……」
あまりの感動に、普段はダムに着くなりはしゃがずにはいられないオレもしばし沈黙。
写真ではこれまで何度も見たことがある…しかし今まさにその笹流ダムの実物が手の届く範囲に!
まぁアレだ。
「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ…」
で今回の記事は終わりにしたろうか?www
でも、ネロがアントワープの大聖堂でルーベンスの絵を見た時ってこんな感じだと思うよ…多分w
とりあえずそれ位嬉しくて嬉しくて仕方無かったのですが、
何て言うかこの時は“達成感からくる脱力感”ってのが物凄かったなぁ…。
まだ少し余韻に浸っていたいから、ホントにここで書くの止めちゃおっか……

…あ。嘘です。やっぱ最後まで書かせて下さい! いや、むしろ書かせろwww
ということで早速憧れだった笹流ダムを見ていきたい訳ですが、
「では一体、ダムの本体まではどれ程近寄れるか?」と言えば、ずばりゼロ距離ですね☆
普段でもここまで“真下から臨めるダム”というのはあまり多くも無いと思いますが、
うーん。一応上水道専用のダムだと言うのに、函館市さんってばなかなかの太っ腹ですね♪
バーチーで上水道のダムって言ったら、ガチガチにフェンス張られて立禁ってのが殆どですよ!まったく!
まぁこのダムは立派な土木遺産でもあるんでね…こういうのは広く公開されている方がいいよ。うん。

…バットレスを真下から思う存分堪能!
自分はダムでこういうシンメトリーな絵を撮るのってホント好きなんですよねぇw
しかし笹流に限ったことではないですが、
バットレスダムって一見“ダム”と言われなければ本当に何が何だかよくわからん建造物ですよね?
ダムに興味が無ければミステリアス、
ダムが好きなら神秘的・幻想的…笹流ダムにはそういう魅力があるんじゃないかと思います。

…ご覧の通り柱の間のスペースまでも確認することができます♪
もはやフェチ画像だな、こりゃw
国内にバットレスダムは6基しか存在しない…まぁそうそう簡単には見ることもできないダムで、
自分も群馬県にある『丸沼ダム』以外これまで見たことがないのですが、
構造は何となく理解することはできても、「一体全体どうしてこんな形にしたんだろうか…?」
…ホント不思議でいっぱいです。
(結局は当時の“経済性”を重視した結果なんだろうとは思いますが…)
え?「じゃあ本当にバットレスの構造を理解しているのか?」って?
…無論わからん。
ま、まぁそこら辺は面白い形だし、カッコいいからとりあえずそれだけでいんじゃね?w

…ところで。
さっきから堤体見てるんだけど、横目でチラチラと気になる文字の看板が見えるんですけど…。
「て言うか“ダム入口”ってwww」
いや。笑う所では決してないのですが、
なんかこの“ダム入口”というのがツボにハマってしまうのは自分だけでしょうか?ダメでしょうか?
…そう!ここ笹流ダムでは実は天端の上も通行できたりするんです♪
普段は天端の上なんぞ歩けて当たり前…そんな舐めた考えで、通行不可だとブーブー言ってる自分ですが、
この“特別なダム”となると話はまた別。
マジすか!?
こんな幸せなことがあってホントにいいんすかっ!?
…いいんです!
いやー。笹流マジ天国だわー!

…ということで“ダム入口”より堤体脇の階段を登り天端上へと移動。
「オレはたった今笹流ダムの上にいる!…つまりバットレス、いや。全ダムを征服したのだ!」
もはや興奮しすぎて言ってることも支離滅裂。
こんなことなら笹流ダムには行かない方が良かったのかもw
『ばっきぃ ミーツ 笹流ダム』 …もしかしたら一番あってはならない出会いだったかもですね♪
あ。下からだとわからなかったけど、天端の幅は結構狭かったっけなぁ…。

…こちらはダム湖(笹流貯水池)の様子。
ここは『ダム湖百選』にも認定されている大変由緒正しきダム湖です☆(意味不明)
まぁそりゃ選ぶわな。選ばれるだろうよ、うん。
奥の方はよくわかりませんが、手前を見る限り水深はそこまで深くないようにも見えました。
そのなみなみと湛えられた水の美しさは言うまでも無く、
ここの水は下流にある『低区浄水場』を経由し、函館市の水道水として町へと供給されていきます。
ちなみに翌日の晩、
酒を呑みまくってホテルで水をがぶ飲みしていましたので、
俺の血には笹流ダムの水が混ざっているはずです。
…まぁそれはよくわかりませんけどね(汗)

…天端から見下ろしたダムの直下はこんな感じ。
特に名称などは無いっぽいのですが、ダムの前はこのように縦長の公園となっています。
噴水なんかもあって結構雰囲気満点ですよね♪
では最後となってしまいましたが、ここらでダムのスペックなどを…
笹流ダムは1923年に完成した函館市が管理するバッドレスダムで、
高さが23.5メートル、長さが199.3メートル。
ダムの役割としては、ずばり上水道水の確保…“函館市民の水がめ”となっております。
うーん。函館市民うらやましす!
実はもし生まれ変わって生まれ育つ場所を選べるなら、
以前は群馬県のみどり市がいいなーって思っていたのですが、
函館市もなかなか良さそうですね! あ。もちろんダム的な理由のみだけどw

※ダム説明板より、改修工事以前の笹流ダムの様子
…このダムの最大の特筆すべき点としてはずばり、
国内では8基しか建造されなかった(現存は6基)バットレスダムとしては国内初という点でしょう!
まぁ『バットレス』という型式のダムの説明としては、
“バットレスと呼ばれる格子状に組まれたコンクリート製の柱が遮水壁を支えてどーのこーの”
といった感じなのですが、
その生まれとしては“コンクリートの価格が高かった当時に造られてどーのこーの”という話です☆
……。
…う、うん。
とにかく“日本では珍しい型式のダムで、複雑すぎてもう造られることもないでしょう”って訳よっ!
このブログは小難しい知識求めて来る人いないでしょうから、その説明でオッケーでしょ?まったくもう!
て言うかオレも実のところよくわかってないんだよっ!(…何故か逆ギレする始末)
尚、テキトーな説明で良ければ今月初めに訪問した『丸沼ダム』訪問記でも書かせて頂きましたので、
そちらもご覧あそばせ♪
※こんな大人になりたくない方はググって調べてみてね!
ちなみに笹流ダムは完成から60年が経過した昭和58年に一度大規模改修が行われており、
改修以前は上の写真のような姿だったそうです。
…いやはや。これは全く知らなんだ!
現在の“まるで白亜の神殿を思わせるデザイン”は改修後のおよそ30年前からだったんですねぇ。
ま。改修工事自体はコンクリート建造物の寿命は40~50年程度と言われているそうですから、
タイミングとしては妥当なところでしょう。
自分が笹流ダムを知り、好きになったのは“現在のデザインに惚れこんでしまったから”ではあるのですが、
改修以前建設当時のデザインも…これはこれで無機質な感じで好きかも☆
ダムの魅力の一つに『唯一無二のデザイン』というのがあると思う訳ですが、
バットレスという型式を差し引いたとしても、
これほど美しく独特すぎるデザインというのも他にはなかなか無いんじゃないかと思います!

※“ダム看”の方もぬかりなくチェキってましたw
…結論。
笹流ダムは期待通り素晴らしかった!
これを見る為に北海道まで行く価値は十二分にあった!
そして、これまでダムが好きでいて本当に良かった!
うん。この言葉に尽きますね。
『このダムだけは是非とも自分自身の目と記憶に残しておきたい』
…そんなことはもしかしたらほんの些細な夢なのかも知れませんが、
そんな夢であってもそれが叶った瞬間…自分にとっては大きな満足感・達成感で全身全霊が満たされる。
最後は感動で頭がぐちゃぐちゃになってたっけなぁwww
ともかく今回の笹流ダム訪問は自身のダム感・ダム知識・ダム経験値を考える上でも、
大変意義のある、貴重な体験になったのではないかと自負しております!

※五稜郭タワーにて
…さて。初日のダム予定もこれにて終了♪
この後は午前中バスで通ってきた道を再び歩いて戻り、
五稜郭や函館山などを観光し、函館駅前にとった宿へと戻りました。
ま。本来ならダム巡りだけでもよいのかも知れませんが、自分にとってはこちらももちろん大切w
せっかくここまで来たんだから函館という町を存分に楽しんでから帰りたいですもんね!

※新中野ダム『ダム公園』の自販機で購入した“はこだての水”
…この日は多分一生記憶に残るであろう“大切な一日”を過ごすことができたと思います。
「もう今日はお腹がいっぱいだよ!」(…ダム的にも胃袋的にもw)
北海道という憧れでもあり、未開であった地…
明日は一体どんなダムに巡り逢うことができるのだろうか?
てな感じでこの日は早々に就寝。
翌日はレンタカーを借りて更に北上!
今度は笹流ダムの次に見てみたかった今金町の『美利河(ピリカ)ダム』を目指して行きます☆
【初日のルート】(函館空港~新中野~笹流~函館駅)
※実際に進んだルートとは若干異なります。
…さてと。明日もはりきってダムっちゃいますか☆
【その3に続く】
※画像はサムネ表示です。クリックするともう少し大きく鮮明に見ることができます。
※訪問時のトラブル等は自己責任でお願い致します。
本日はお忙しい中ご訪問頂きありがとうございました♪
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ダム巡りダイジェスト【2012年10月21~23日】『霜降の函館界隈遠征』その1
こんちわ。オレです。
ということで、さっそく活動報告…『函館界隈ダム巡り遠征』の感想などに入っていきたいと思います。
ちなみに冒頭のあいさつ(?)や今回の旅でダム以外に楽しんできたもの(主にグルメ)などは、
【その0】の方に予め写真でまとめてありますので、そちらも宜しければ見てやって下さい♪
ではでは…
【オープニングハプニング!?】

…函館空港到着!全てはここから始まりました。
いやはや。ダム目的では初の北海道です☆
まぁダム以外では数回来たことがあるのですが、(例えば修学旅行という名のスキー地獄合宿などw)
今回は一人で気兼ねなくダム&観光三昧できるということで、
「どう暴れてくれようか?」とテンションは専らMAXハートです♪
ちなみに羽田で飛行機に乗り遅れそうになったんだけどねwww
…実はこの日に地元の私鉄がダイヤ改正あったのを知らずに、ちょうど良い電車が無くなっていたという(汗)
手荷物検査所に着いたのが締め切りでもある離陸15分前!まさかいきなりハプニングがあろうとは…。
傍から見たら“空港内を猛ダッシュするダムマニアの光景”はそれは滑稽だっただろうよ。
(まぁ見た目だけでは誰がダムマニアか全くわからんけどねw)
ま。ここで乗り遅れていたらそれはそれはナイス☆ギャグな報告ができたのでしょうが、
やっぱ後から泣いてしまうでしょうから、やっぱ間に合って良かったです☆
とりあえずさすがは俺クラスですので、
他の観光地には一切目もくれずに一目散にダムへと向かうことにしました。
【1基目:新中野ダム@函館市】(初訪問・今年通算102基目)

…ということで、今回記念すべき“初北海道ダム”に選んだのは函館市にあります『新中野ダム』です!
ダムまでの行程は空港から路線バス。バスの運転手さんに言われるまま途中の停留所で更に乗り換え、
終点の『赤川』停留所まで来ました。
実は今回のダム巡りのメインダムでもある『笹流ダム』までは途中の停留所で降りた方が近いのですが、
まぁ「楽しみは後でとっておこう…」ということでまずは奥(上流)に位置するこちらから。
ここから新中野ダムまでは更に徒歩で進むこと20分ちょっと。一本道ですので迷うことはまず無いでしょう。
ちなみにそんなことを言っておきながら自分は普段、“好きなものは先に食べる派”です。
腹減ってる時に美味いもん食った方が絶対いいって!
…だから付け合せのサラダとか漬物はいつも最後まで残るんだけどさw
あ。「そんなことはどうでもいいから早くダム行け!」って? マジすいませんでしたwww

「ごらんアレが竜飛岬、北のはずれだよ!」
…あ、嘘です。新中野ダムでした。北のはずれでももちろんありませんっ!
ということで停留所からのんびり歩くこと約20分…ダム本体が木々の間からチラ見できるように♪
ダムメグラーな方ならわかって頂けるかも知れませんが、
到着寸前のこの“堤体チラ見え”は本当に快感ですよね?
「よし!間もなく念願の北海道ダムデビューだ!」
…もはやボルテージは最高潮!
ダム好きになっておよそ2年半、(…意外と経歴浅いんですw)
遂に念願の北海道ダム訪問の歴史に記念すべき1ページを刻む時がやってきました!
さぁ進もう!ダムまではあと一歩だっ!
…しかし、寸前で待ち受けていたもの…まさかこんな所にオレの行く手を阻むトラップがあったとは!?
その正体は果たしていかに?

…ダム公園キタコレ!しかも何か“ダム公園”のフォントがカッコいいし!
うーん。この堤体直下にある『ダム公園』の存在には本当に参りましたw
本来ならこういった公園はダムを見てからサクッと回ればいいと思うのですが、
目前のダムを尻目に、まさかこの公園内だけで1時間近く足止めを食らってしまうとは…。
いや。最初は公園内を通り抜けて本体の方に向かおうとしてたんですよ!
別に公園内からダムがよく見えるという訳でも無さそうでしたから。
まぁ雰囲気的はどこにでもありそうな、大きめな日本庭園といった感じでもあったのですが、
ここでは他の公園では滅多に見かけない、自分を魅了するものがあったのです♪

…ジャーン!新中野ダム模型ー!
これってホントに良くできていると思いません?
て言うか、実はこういうのに目がなくて実際のダム同様おもいっきり観察してしまうんですけどw
自分がこの手の“屋外ダム模型”を見たのは神奈川県の三保ダム以来なのですが、
その出来栄えに思わずまじまじと見入ってしまいました。
しかもこちらのダム公園…恐ろしいことに新中野ダムの模型でだけではなく…

…な、なんと!
同じ北海道内にある『笹流ダム』『豊平峡ダム』『大雪ダム』の模型まであるではありませんかっ!
うーん。笹流は同じ函館市内…て言うかここから割と近い場所にあるのでわかる気もしますが、
豊平峡(札幌市)と大雪(上川町)の模型までもがここにあるのは一体どうしてなんだろう?
(…ダムを学ぶ上でアーチダムとフィルダムも紹介したかったからかなぁ?)
とりあえずまぁアレだ。
「まるでダム界の東武ワールドスクエアや~!」
…うん。彦摩呂ライクに言っとくとこんな感じでしょうか?
「もうこの公園歩いてるだけで既に幸せなんだけどwww」
ということですぐ先に新中野ダムの存在があるにも関わらず、
いい歳したおっさんが一人公園内のダム模型に熱くなって、しばらくニヤニヤしていたのでありました☆
あ。そろそろ本物の新中野ダムの方にも行かなきゃw

…さて。思わぬ足止めの後、公園を抜けるとそこには新中野ダムの雄姿がありました!
「こ、これが夢にまで見た北海道のダムか…」
2012年10月21日正午頃。
ダムキチガ…マニアのばっきぃ、遂に北海道ダムデビューの瞬間です!
いや。北海道のダムだから特別な仕様があるとか、そういうのでは決してないんだけど、
ダム巡りの計画を立てた段階から長かったせいかも知れませんが、
その喜びといったら言葉では言い表せないものがありましたね。
とりあえず「遂にその時がきたか…」といった感じ。
このダムに関しては堤体がどーのこーのと言うより、訪問したこと自体の感動の方が大きかったです。
…ダムを眺め、喜びに浸ること数分。
もちろんこれがゴールではなく、あくまでスタート!
では、北海道ダムだからと言って容赦せずいつも通りガンガン見て回りましょうか。
今日これから始まるオレの伝説…いよいよ始動です☆

…そしていきなりつまづいた訳だが。
どう見ても直下からナイスアングルで臨めるポイントがあって「最初はそこから…」と思ってたのですが、
そこは立入禁止の文字こそ無いものの、チェーンが張られているという極めてグレーゾーン。
正直なところ、こういう所の対処が一番困るんだよなーw
まぁ見た感じでは立禁というよりは車の進入防止の為のチェーンにも見えなくはなかったのですが、
かなり微妙…て言うかここまで来てもし怒られても嫌なので一応遠慮することにしました。
ま。このダムに関してはこの時点で既にお腹いっぱいにもなりつつあったのでw
「直下からの撮影はさっきの模型で我慢しとこう…」
…それで納得できるオレ、一体どうなんだろ?www

…続いては管理事務所あたり(天端脇)をチェキ☆
ここまでは先程のダム公園の脇の細い上り坂を10分くらい歩いてきたかな?
実は次に行く笹流ダムの回でも話すかも知れませんが、この日は結構歩いていたりします。
そして到着。
「…うん。知ってる!」
ダム管理事務所及びダムの天端はご覧の通り立入禁止。
これは訪問前の予習の段階からそんな感じはしてたので、あくまで想定の範囲内。
残念なのは違いありませんが、まぁ仕方無いね。

…ということで天端も柵の外から遠目に眺めることに。
ふーん。堤体の形としては右岸の方で少しだけカクッと折れているんですねぇ…。
これはさっき下で眺めていた時は気付かんかったわ。
あ。さっきまで下らない事しか書いてないので、そろそろダムの簡単な紹介なんぞを。
新中野ダムは1984年に完成した北海道が管理する重力式コンクリートダムで、
高さが74.9メートル、長さが248メートル。
ダムの役割としては、洪水調節・河川維持等の不特定用水・上水道水の確保です。
うん。数字からもわかるように、なかなかの“横長ダム”さんですね。
このダムの最大の特徴としては、
1960年に完成した『中野ダム』を嵩上げすることによって“新しく生まれ変わったダム”という点かな?
天端の高欄には確かに中野ダム・新中野ダム、2つのダムの名板が掲げられていました!
うーん。やっぱこれももっと近くから確認したかったなぁ…。

…お次は堤体の上流側を確認。
まぁさっきから書いているようにダム自体には近づけたようでいて、なかなか上手くいかなかった訳ですが、
実感としては“数字以上に巨大なダム”のように感じました。

…ダム湖の名前は『なかの湖』
軽く歩いただけで周囲の1/4くらい歩くことができたのでそこまでは大きくないと思います。
うーん。それにしてもこの日は雲こそ出ているものの青空も覗いていて結構気持ち良かったなぁ…。
薄着で来てしまったのでかなり寒かったけど。
まぁ一応10月下旬の北海道ですからね…。空港を出た時は結構温かかったので、
今日は歩くことも見越して羽織るものもそのままホテルに送ってしまったんですわ(汗)
いやはや。山と北国は舐めたらいけませんね、まったく。
最初は「もう半袖でもいけるんじゃね?」と思っていた自分が恥ずかしくなってきますw

※ダム公園にて笹流ダムの模型
…こんな感じで北海道デビュー戦でもある新中野ダム見学もこれにて終了。
全体の感想としては、まぁ天端が立禁などがっかりな面も確かにあったのですが、
それなりにダムの迫力などは実感することができた。そして何よりダム公園!
これがあることにより、自分にとっての新中野ダムの魅力は何十倍にもwww
初の北海道ダム見学は充分満足のいくものとなりました☆
あー、オレん家の裏にダム公園だけできねぇかなぁ…。
……。
ということで次のダムに行ってみましょう!
続いて向かったのは、今回函館界隈遠征をすることにした最大の理由でもある『笹流ダム』
いよいよ自分の夢でもあったダムとのご対面です!
【その2に続く】
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※訪問時のトラブル等は自己責任でお願い致します。
本日はご訪問頂きありがとうございました♪
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ということで、さっそく活動報告…『函館界隈ダム巡り遠征』の感想などに入っていきたいと思います。
ちなみに冒頭のあいさつ(?)や今回の旅でダム以外に楽しんできたもの(主にグルメ)などは、
【その0】の方に予め写真でまとめてありますので、そちらも宜しければ見てやって下さい♪
ではでは…
【オープニングハプニング!?】

…函館空港到着!全てはここから始まりました。
いやはや。ダム目的では初の北海道です☆
まぁダム以外では数回来たことがあるのですが、(例えば修学旅行という名のスキー地獄合宿などw)
今回は一人で気兼ねなくダム&観光三昧できるということで、
「どう暴れてくれようか?」とテンションは専らMAXハートです♪
ちなみに羽田で飛行機に乗り遅れそうになったんだけどねwww
…実はこの日に地元の私鉄がダイヤ改正あったのを知らずに、ちょうど良い電車が無くなっていたという(汗)
手荷物検査所に着いたのが締め切りでもある離陸15分前!まさかいきなりハプニングがあろうとは…。
傍から見たら“空港内を猛ダッシュするダムマニアの光景”はそれは滑稽だっただろうよ。
(まぁ見た目だけでは誰がダムマニアか全くわからんけどねw)
ま。ここで乗り遅れていたらそれはそれはナイス☆ギャグな報告ができたのでしょうが、
やっぱ後から泣いてしまうでしょうから、やっぱ間に合って良かったです☆
とりあえずさすがは俺クラスですので、
他の観光地には一切目もくれずに一目散にダムへと向かうことにしました。
【1基目:新中野ダム@函館市】(初訪問・今年通算102基目)

…ということで、今回記念すべき“初北海道ダム”に選んだのは函館市にあります『新中野ダム』です!
ダムまでの行程は空港から路線バス。バスの運転手さんに言われるまま途中の停留所で更に乗り換え、
終点の『赤川』停留所まで来ました。
実は今回のダム巡りのメインダムでもある『笹流ダム』までは途中の停留所で降りた方が近いのですが、
まぁ「楽しみは後でとっておこう…」ということでまずは奥(上流)に位置するこちらから。
ここから新中野ダムまでは更に徒歩で進むこと20分ちょっと。一本道ですので迷うことはまず無いでしょう。
ちなみにそんなことを言っておきながら自分は普段、“好きなものは先に食べる派”です。
腹減ってる時に美味いもん食った方が絶対いいって!
…だから付け合せのサラダとか漬物はいつも最後まで残るんだけどさw
あ。「そんなことはどうでもいいから早くダム行け!」って? マジすいませんでしたwww

「ごらんアレが竜飛岬、北のはずれだよ!」
…あ、嘘です。新中野ダムでした。北のはずれでももちろんありませんっ!
ということで停留所からのんびり歩くこと約20分…ダム本体が木々の間からチラ見できるように♪
ダムメグラーな方ならわかって頂けるかも知れませんが、
到着寸前のこの“堤体チラ見え”は本当に快感ですよね?
「よし!間もなく念願の北海道ダムデビューだ!」
…もはやボルテージは最高潮!
ダム好きになっておよそ2年半、(…意外と経歴浅いんですw)
遂に念願の北海道ダム訪問の歴史に記念すべき1ページを刻む時がやってきました!
さぁ進もう!ダムまではあと一歩だっ!
…しかし、寸前で待ち受けていたもの…まさかこんな所にオレの行く手を阻むトラップがあったとは!?
その正体は果たしていかに?

…ダム公園キタコレ!しかも何か“ダム公園”のフォントがカッコいいし!
うーん。この堤体直下にある『ダム公園』の存在には本当に参りましたw
本来ならこういった公園はダムを見てからサクッと回ればいいと思うのですが、
目前のダムを尻目に、まさかこの公園内だけで1時間近く足止めを食らってしまうとは…。
いや。最初は公園内を通り抜けて本体の方に向かおうとしてたんですよ!
別に公園内からダムがよく見えるという訳でも無さそうでしたから。
まぁ雰囲気的はどこにでもありそうな、大きめな日本庭園といった感じでもあったのですが、
ここでは他の公園では滅多に見かけない、自分を魅了するものがあったのです♪

…ジャーン!新中野ダム模型ー!
これってホントに良くできていると思いません?
て言うか、実はこういうのに目がなくて実際のダム同様おもいっきり観察してしまうんですけどw
自分がこの手の“屋外ダム模型”を見たのは神奈川県の三保ダム以来なのですが、
その出来栄えに思わずまじまじと見入ってしまいました。
しかもこちらのダム公園…恐ろしいことに新中野ダムの模型でだけではなく…

…な、なんと!
同じ北海道内にある『笹流ダム』『豊平峡ダム』『大雪ダム』の模型まであるではありませんかっ!
うーん。笹流は同じ函館市内…て言うかここから割と近い場所にあるのでわかる気もしますが、
豊平峡(札幌市)と大雪(上川町)の模型までもがここにあるのは一体どうしてなんだろう?
(…ダムを学ぶ上でアーチダムとフィルダムも紹介したかったからかなぁ?)
とりあえずまぁアレだ。
「まるでダム界の東武ワールドスクエアや~!」
…うん。彦摩呂ライクに言っとくとこんな感じでしょうか?
「もうこの公園歩いてるだけで既に幸せなんだけどwww」
ということですぐ先に新中野ダムの存在があるにも関わらず、
いい歳したおっさんが一人公園内のダム模型に熱くなって、しばらくニヤニヤしていたのでありました☆
あ。そろそろ本物の新中野ダムの方にも行かなきゃw

…さて。思わぬ足止めの後、公園を抜けるとそこには新中野ダムの雄姿がありました!
「こ、これが夢にまで見た北海道のダムか…」
2012年10月21日正午頃。
ダム
いや。北海道のダムだから特別な仕様があるとか、そういうのでは決してないんだけど、
ダム巡りの計画を立てた段階から長かったせいかも知れませんが、
その喜びといったら言葉では言い表せないものがありましたね。
とりあえず「遂にその時がきたか…」といった感じ。
このダムに関しては堤体がどーのこーのと言うより、訪問したこと自体の感動の方が大きかったです。
…ダムを眺め、喜びに浸ること数分。
もちろんこれがゴールではなく、あくまでスタート!
では、北海道ダムだからと言って容赦せずいつも通りガンガン見て回りましょうか。
今日これから始まるオレの伝説…いよいよ始動です☆

…そしていきなりつまづいた訳だが。
どう見ても直下からナイスアングルで臨めるポイントがあって「最初はそこから…」と思ってたのですが、
そこは立入禁止の文字こそ無いものの、チェーンが張られているという極めてグレーゾーン。
正直なところ、こういう所の対処が一番困るんだよなーw
まぁ見た感じでは立禁というよりは車の進入防止の為のチェーンにも見えなくはなかったのですが、
かなり微妙…て言うかここまで来てもし怒られても嫌なので一応遠慮することにしました。
ま。このダムに関してはこの時点で既にお腹いっぱいにもなりつつあったのでw
「直下からの撮影はさっきの模型で我慢しとこう…」
…それで納得できるオレ、一体どうなんだろ?www

…続いては管理事務所あたり(天端脇)をチェキ☆
ここまでは先程のダム公園の脇の細い上り坂を10分くらい歩いてきたかな?
実は次に行く笹流ダムの回でも話すかも知れませんが、この日は結構歩いていたりします。
そして到着。
「…うん。知ってる!」
ダム管理事務所及びダムの天端はご覧の通り立入禁止。
これは訪問前の予習の段階からそんな感じはしてたので、あくまで想定の範囲内。
残念なのは違いありませんが、まぁ仕方無いね。

…ということで天端も柵の外から遠目に眺めることに。
ふーん。堤体の形としては右岸の方で少しだけカクッと折れているんですねぇ…。
これはさっき下で眺めていた時は気付かんかったわ。
あ。さっきまで下らない事しか書いてないので、そろそろダムの簡単な紹介なんぞを。
新中野ダムは1984年に完成した北海道が管理する重力式コンクリートダムで、
高さが74.9メートル、長さが248メートル。
ダムの役割としては、洪水調節・河川維持等の不特定用水・上水道水の確保です。
うん。数字からもわかるように、なかなかの“横長ダム”さんですね。
このダムの最大の特徴としては、
1960年に完成した『中野ダム』を嵩上げすることによって“新しく生まれ変わったダム”という点かな?
天端の高欄には確かに中野ダム・新中野ダム、2つのダムの名板が掲げられていました!
うーん。やっぱこれももっと近くから確認したかったなぁ…。

…お次は堤体の上流側を確認。
まぁさっきから書いているようにダム自体には近づけたようでいて、なかなか上手くいかなかった訳ですが、
実感としては“数字以上に巨大なダム”のように感じました。

…ダム湖の名前は『なかの湖』
軽く歩いただけで周囲の1/4くらい歩くことができたのでそこまでは大きくないと思います。
うーん。それにしてもこの日は雲こそ出ているものの青空も覗いていて結構気持ち良かったなぁ…。
薄着で来てしまったのでかなり寒かったけど。
まぁ一応10月下旬の北海道ですからね…。空港を出た時は結構温かかったので、
今日は歩くことも見越して羽織るものもそのままホテルに送ってしまったんですわ(汗)
いやはや。山と北国は舐めたらいけませんね、まったく。
最初は「もう半袖でもいけるんじゃね?」と思っていた自分が恥ずかしくなってきますw

※ダム公園にて笹流ダムの模型
…こんな感じで北海道デビュー戦でもある新中野ダム見学もこれにて終了。
全体の感想としては、まぁ天端が立禁などがっかりな面も確かにあったのですが、
それなりにダムの迫力などは実感することができた。そして何よりダム公園!
これがあることにより、自分にとっての新中野ダムの魅力は何十倍にもwww
初の北海道ダム見学は充分満足のいくものとなりました☆
あー、オレん家の裏にダム公園だけできねぇかなぁ…。
……。
ということで次のダムに行ってみましょう!
続いて向かったのは、今回函館界隈遠征をすることにした最大の理由でもある『笹流ダム』
いよいよ自分の夢でもあったダムとのご対面です!
【その2に続く】
※画像はサムネ表示です。クリックするともう少し大きく鮮明に見ることができます。
※訪問時のトラブル等は自己責任でお願い致します。
本日はご訪問頂きありがとうございました♪
ランキングサイトに参加中です。もし宜しければクリックして頂けたらかなり嬉しいです☆

ダム巡りダイジェスト【2012年10月21~23日】『霜降の函館界隈遠征』その0
こんちわ。オレです。
ということで、
遂に行って参りました♪ 函館界隈遠征!

…もうね。ずばり結論から言いますわ。オレ大勝利です☆
「北海道でダム巡りをしたい!」
「とりわけ函館の笹流ダムが見たい!」
そんな感じで今回の旅を“今年のメインイベント”に位置付けていた訳ですが、
いやはや。実行に移せて本当に良かった良かった!
ではさっそく活動報告に入っていきたい訳でもあるのですが、
まぁ慌てないでのんびり行こうや。
…今回はダム巡り半分・観光半分の旅でもあったので、
この『その0』ではその“観光パート”についてサクッとダイジェストさせて頂きます。
ま。このブログは一応ダムブログなんでねw
いつもみたいに混ぜて書いちゃうと化学反応が起こって収集が着かなくなっちゃう訳ですよ。
とにかくメインイベントなだけあって量が膨大なもんで…。
さて。今回の『北海道・函館界隈遠征』の行程は3日間。
そのうち、初日がダム&観光
2日目がダムパート、3日目が観光パート…大体こんな感じで決行して参りました。
まぁとは言っても明確に予定を立てていた訳でも無く、
全ては気分次第…て言うかダム巡りだって自分にとってはいつも観光みたいなもんですがw
とりあえず、
しこたま見てきた☆

…そして。
しこたま食ってきた♪

…今回の旅でわかったこと。
『函館最高!』以上。
まぁ久しぶりの遠出の旅行でもあったのでね。存分に満喫させて頂きましたよ、うん。
という訳でダム以外の時間はこんな感じで楽しんでました!
ま。今回は“帰還報告”程度ってことで。
次回からはいよいよ本題の“ダム活動報告”に移っていきたと思います♪
ちなみに訪問ダムは全てで6基!

…もう“長文必至っぽいダム”から、
“3行で報告終了っぽいダム”まで様々でしょ?www

…まさかの遭遇イベントはあったのかっ!?
ではでは、次回より訪問順にがっつり振り返っていきましょう!
【その1に続く】
本日はお忙しい中ご訪問頂きありがとうございました♪
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ということで、
遂に行って参りました♪ 函館界隈遠征!

…もうね。ずばり結論から言いますわ。オレ大勝利です☆
「北海道でダム巡りをしたい!」
「とりわけ函館の笹流ダムが見たい!」
そんな感じで今回の旅を“今年のメインイベント”に位置付けていた訳ですが、
いやはや。実行に移せて本当に良かった良かった!
ではさっそく活動報告に入っていきたい訳でもあるのですが、
まぁ慌てないでのんびり行こうや。
…今回はダム巡り半分・観光半分の旅でもあったので、
この『その0』ではその“観光パート”についてサクッとダイジェストさせて頂きます。
ま。このブログは一応ダムブログなんでねw
いつもみたいに混ぜて書いちゃうと化学反応が起こって収集が着かなくなっちゃう訳ですよ。
とにかくメインイベントなだけあって量が膨大なもんで…。
さて。今回の『北海道・函館界隈遠征』の行程は3日間。
そのうち、初日がダム&観光
2日目がダムパート、3日目が観光パート…大体こんな感じで決行して参りました。
まぁとは言っても明確に予定を立てていた訳でも無く、
全ては気分次第…て言うかダム巡りだって自分にとってはいつも観光みたいなもんですがw
とりあえず、
しこたま見てきた☆

…そして。
しこたま食ってきた♪

…今回の旅でわかったこと。
『函館最高!』以上。
まぁ久しぶりの遠出の旅行でもあったのでね。存分に満喫させて頂きましたよ、うん。
という訳でダム以外の時間はこんな感じで楽しんでました!
ま。今回は“帰還報告”程度ってことで。
次回からはいよいよ本題の“ダム活動報告”に移っていきたと思います♪
ちなみに訪問ダムは全てで6基!

…もう“長文必至っぽいダム”から、
“3行で報告終了っぽいダム”まで様々でしょ?www

…まさかの遭遇イベントはあったのかっ!?
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【その1に続く】
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ブログ開設2周年を迎えて
こんちわ。「こんちわ。オレです。」でお馴染みのオレです。
ということで月日が経つのも早いもので本日10月20日をもって、
当ブログ『だむ†ほりっく』(旧タイトル:『ばき☆ぶろ』『ばき☆ぶろ~ダムダムにしてあげる♪~』)は、
開設2周年を迎えることとなりました。
当初は就寝前…晩酌中の合間に「日記でも書くべぇよ」と雑記帳として始まったこのブログですが、
段々本性が表れ、趣味のダムについても徐々に触れ始め、
今に至ってはすっかり“雑談系ダム特化型ブログ”といった残念なブログに成り下がるなんて、
自分でも予想だにしなかったところでございます。
ともかく、飽きっぽい自分が2年間も続けてくることができたのは、
ここまで自分を(暑苦しい程までに)熱くしてくれた【奈良俣ダム】と、
お忙しい中このブログまでわざわざ遊びに来て下さっている【皆様】のおかげだと言わざるを得ません。
これは自分にとって素敵な出会い。
普段は「オレってばツンデレですから…」と豪語する自分だけあって面と向かって言うことはできませんが、
この際なので勇気を振り絞って言わせて頂きたい!
「毎度あざーす!」と。
…そんな感じで、当ブログは次回より本格的に3年目と突入する訳ですが、
開設当時に戻って、
ゲームとか酒とか世間の暗いニュースに野次を飛ばす呑み屋トークなどを展開していくのも今更アレですので、
しばらくは現状維持…
『ダムをテーマにしつつ、「お前そのフレーズ言いたかっただけちゃうんか?」的な雑談を交える』といった、
“完全フリーダムスタイル”で暴れさせて…お送りさせて頂きたいと思っております。
あと。自分でこのブログを読み返していると、
少々ガードがお固い感じも否めませんでしたので、(…守るべきものなんぞさほど無いのになw)
そこら辺はもっと容赦なく攻めていっても良いのではないかと。
ま。今後のブログ運営では、
“変わるもの”と“変わらないもの”の絶妙なバランスを大切にしていきたいよね。うん。
とりあえずまぁアレですわ…
3年目もみんなまとめてダムダムにしてやんよ♪
本日はお忙しい中ご訪問頂きありがとうございました♪
ダムブログの分際でランキングサイトに参加中です。もし宜しければクリックして頂けたらかなり嬉しいです☆

ということで月日が経つのも早いもので本日10月20日をもって、
当ブログ『だむ†ほりっく』(旧タイトル:『ばき☆ぶろ』『ばき☆ぶろ~ダムダムにしてあげる♪~』)は、
開設2周年を迎えることとなりました。
当初は就寝前…晩酌中の合間に「日記でも書くべぇよ」と雑記帳として始まったこのブログですが、
段々本性が表れ、趣味のダムについても徐々に触れ始め、
今に至ってはすっかり“雑談系ダム特化型ブログ”といった残念なブログに成り下がるなんて、
自分でも予想だにしなかったところでございます。
ともかく、飽きっぽい自分が2年間も続けてくることができたのは、
ここまで自分を(暑苦しい程までに)熱くしてくれた【奈良俣ダム】と、
お忙しい中このブログまでわざわざ遊びに来て下さっている【皆様】のおかげだと言わざるを得ません。
これは自分にとって素敵な出会い。
普段は「オレってばツンデレですから…」と豪語する自分だけあって面と向かって言うことはできませんが、
この際なので勇気を振り絞って言わせて頂きたい!
「毎度あざーす!」と。
…そんな感じで、当ブログは次回より本格的に3年目と突入する訳ですが、
開設当時に戻って、
ゲームとか酒とか世間の暗いニュースに野次を飛ばす呑み屋トークなどを展開していくのも今更アレですので、
しばらくは現状維持…
『ダムをテーマにしつつ、「お前そのフレーズ言いたかっただけちゃうんか?」的な雑談を交える』といった、
“完全フリーダムスタイル”で
あと。自分でこのブログを読み返していると、
少々ガードがお固い感じも否めませんでしたので、(…守るべきものなんぞさほど無いのになw)
そこら辺はもっと容赦なく攻めていっても良いのではないかと。
ま。今後のブログ運営では、
“変わるもの”と“変わらないもの”の絶妙なバランスを大切にしていきたいよね。うん。
とりあえずまぁアレですわ…
3年目もみんなまとめてダムダムにしてやんよ♪
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