宮ヶ瀬ダム観光放流、また見られるその日まで…

先の東日本大震災は多くのものを奪っていきました。

日常空間が一瞬のうちに非日常空間に…。


東京電力・東北電力の電力供給管内ではついに計画停電も始まり、

被災地の方々は勿論のこと、
その周辺においても多くの方々が電力不足に悩まされています。



…そんな中、発電に関する一つのニュースが発表されました。

『東日本大震災：宮ケ瀬ダム、電力不足受け観光放流初の中止』

　国交省相模川水系広域ダム管理事務所は23日、４月６日から予定されていた宮ケ瀬湖の観光放流を中止すると、発表した。観光放流の中止は２００２年の開始以来、初という。

　同事務所によると、東日本大震災の影響で、生じている電力供給不足に伴い、観光放流に使用する水を発電に利用するためという。再開は未定。

　観光放流の場合、水は高さ１０４メートルの放流管から落下し、発電所は通らない。通常はダムの内部を通過し、愛川第１発電所を通して放流されるため、水の流れは見えない。

　宮ケ瀬ダムの観光放流は例年、４月から11月まで実施している。今年も年間66日、１日２回、約６分間の放流を予定していた。

2011年3月23日 カナロコ(神奈川新聞)より引用

…日本有数の超巨大ダム『宮ヶ瀬ダム』




その迫力・美しさを求め、年間多くの観光客がこの地を訪れます。

もはや一つの観光スポットとも言える宮ヶ瀬ダムですが、
その中でも目玉と言えるのが、この『観光放流』




…その轟音・水飛沫・ド迫力に多くの人が魅了されると思います。




今、そんな宮ヶ瀬ダムが『発電』という大きな役割の為にフル稼働しようとしています！




多くの人が安心できる生活の為に…。



また再び宮ヶ瀬の観光放流が見られるその日まで。

また堤体に架かる美しい虹が見られるその日まで。




そして日本がこの大震災という大きな苦難から打ち克つその日まで！



宮ヶ瀬ダムの活躍、
それに携わる多くの関係者皆様のご健闘、

心より応援しております!!