堰堤どうでしょう 【奈川渡ダム】

奈川渡ダム (長野県) 【ながわどだむ】


（2011年6月16日訪問）

【データ】
所在地 ： 長野県松本市
河川名 ： 信濃川水系梓川
型式 ： アーチ式コンクリートダム

堤高(ダムの高さ) ： 155.0メートル
堤頂長(ダムの長さ) ： 355.5メートル

ダムカード : なし
駐車場 : あり

松本市の日本一 : エレキギターの生産量 など


【独り言】
駐車場にいたトラックの運ちゃんと何故か会話が弾む。
福井から一晩かけてここで仮眠していたらしい…。
こういう旅先での不思議な出会いは大切にしていきたいものです。


【堤体感想】
『見よ！このキャットウォークの曲線美!!』

…う～ん。この等間隔に走るキャットウォーク(管理用の通路)が堪りませんね♪
ここは今まで見てきたダムの中でも指折りの美しさだと思います！

…ま。どのダム行ってもそう言いますけどね(笑)



※ダム付近のちょっとした高台より

…せっかくのアーチダム。たまには上から形を堪能してみましょう。

いやー。アーチですねぇ…。
奈川渡かわいいよ奈川渡♪

ちなみに手前の青いのがダム巡りの相棒『ばっきぃ号』です。
ダムで見かけても石を投げつけないでね☆



※天端(ダム頂上部)の様子

…天端は国道158号線となっていて交通量も結構あります。
横断の際は地下歩道もあるのでそちらを是非利用しましょう！

それにしても“旗ポール”のある天端は初めて見たかも…。

…あ。奥に見える2つのゲートがこのダムの余水吐(放流施設)で、
トンネルを潜り下流へと繋がっています。



※余水口の様子

…余水吐から放流された水はここから出てきます。

あー。泳いでここから入りてぇぇぇぇ!!!!(嘘)



※天端から下流側直下を覗いてみた

…う～ん。ここは絶景でしたね♪
堤高155メートルは日本のアーチダムとしては第3位!!
1位はご存知、富山の黒部ダムです。

見える建物は『安曇発電所』
下流にある『水殿ダム』のダム湖を“下池”に、ここで揚水発電を行っています。



※ダム湖(梓湖)の様子

…この梓湖は2つの川の合流地点にもなっていて、
左手前の山を境に左側が『奈川』、右側が『梓川』です。

ここは結構なデカさですよ！



※ダムのすぐ脇にある『梓川テプコ館』

…せっかくの巨大ダムの学習施設ですが、先の大震災の関係で休館中でした。
ここでは先ほどの安曇発電所の一般見学なども受け付けていたそうなのですが…。

…これは賛否両論あると思いますが、
『東京電力』ってだけでこういった学習施設までも一括りに自粛してしまうのはどうなんでしょうか？

こういった時だからこそ改めて『発電』というものを一人一人考えていかなくてはいけない、
その情報提示ができるのも電力会社自身だと思うのですが…。



※ダム駐車場付近にて

…あ。久しぶりに熱くなってしまってすいませんでした(笑)

じゃあ、せめてパンフだけでも貰ってこっかなー♪

…って何も入ってないし!!!!!




…う～ん。まぁ仕方無いかぁ。

あ。ところで君は誰かね？