堰堤どうでしょう 【矢木沢ダム】
矢木沢ダム (群馬県) 【やぎさわだむ】

(2011年8月20日訪問)
【データ】
所在地 : 群馬県みなかみ町
河川名 : 利根川水系利根川
型式 : アーチ式コンクリートダム
堤高(ダムの高さ) : 131メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 352メートル
ダムカード : あり
駐車場 : あり
みなかみ町のダム : 矢木沢ダム、須田貝ダム、奈良俣ダム、藤原ダム、小森ダム、相俣ダム、赤三調整池
【独り言】
周辺のダム巡りをする場合、大体この『矢木沢ダム』と『奈良俣ダム』はセットで回ると思うんだけど、
みなさんはどちらを先に訪問するんだろうか??
ちなみにダム管理所のホームページによると、
関越道・水上ICからの主要時間は同じらしいけど…。
ま。ホントにどうでもいい話だわな(笑)
【どんなダム?】
『さすが利根川最上流のダム!…期待を裏切らない特殊構造!!』
…利根川本川・最上流に位置するダムがこの矢木沢ダムというのは有名かと思いますが、
今回注目したいのはそのダム型式!!
まずはコチラの図をご覧下さい!

※ダムサイトにあった説明板より
…ダム本体の所に『アーチダム』とあり、
その横に『ウィングダム』『脇ダム』と続いているのがわかりますでしょうか?
『ウィングダム』というのは簡単に言えば、
“アーチダムの両岸(片岸)の強度が頼りない時に、本体を支える為に造られた補助的な重力式ダム”
…と思って頂ければ良いと思うのですが、
これ自体は富山県の『黒部ダム』などにも造られていたりするんですよね。
そして『脇ダム』というのは“更なる貯水量を確保する為に河川以外を拓いて造られたダム”のことで、
ここでの脇ダムの型式は“ロックフィルダム”
…つまり何が面白いかをまとめると、
ダム本体は“アーチ式コンクリートダム”ですが、
ウィングダムは“重力式コンクリートダム”そして脇ダムは“ロックフィルダム”
そうです!
ここ矢木沢ダムでは3種類の型式のダムを1度に楽しむことができるんですねー♪
ちなみにこういった複数の型式を持つダムは、
『複合ダム』もしくは『コンバインダム』と呼ばれるそうですよ。
いや~。2種類の複合は見たことあるけど、3種類ってのはこの時が初めてだったなぁ…。
“鑑賞”する側としてはかなり得した気分になる複合ダム…
もう思い出しただけでニヤニヤしてきますわ(笑)

※ウィングダムの様子
…で、こちらが実物のウィングダムでございます♪
洪水吐(放流設備)は本体ではなくコチラについております。

※上流側より見たゲートの様子

※導流路の様子
…ゲートは水色がキレイなローラーゲートが2門。
導流路は上の図を見てもわかりますが、相当長いですよ!!

※脇ダムの様子
…そしてこれがロックフィルダム型式の脇ダムですね♪
上の図や他の写真なんかを見ると堤体表面を覆う白いリップラップがとても美しいのですが、
訪問時は結構雑草なんかが伸びていました。

※本体天端の様子
…車はここまで乗り入れることはできませんが、徒歩による通行は普通にできます。
まぁ特筆すべき点もない普通のアーチダムの天端だったかな?

※ダム下流域の様子
…う~ん。この利根川本川にも数多くのダムがありますが、
ここが先ず最初に通るダムなんですねぇ。
そうそう。右下の建物は『矢木沢発電所』で、
矢木沢ダム湖(奥利根湖)と下流の須田貝ダム湖(洞元湖)の間で揚水発電を行っています。
ちなみにこの発電所は、東京電力が初めて設置した揚水発電所だそうですよ!

※ダム湖(奥利根湖)の様子
…ダム湖はかなりでかく、この先上流にはもう道がありません。
そしてこの写真よりもずっと先には、
広大な“坂東太郎”(利根川)の最初の一滴が流れるという『大水上山』があります。
また奥利根湖は水のレジャー地としても大変よく知られていて、
休日ともなると多くの方が訪れる場所だそうです。

※ネイチャービュー矢木沢とダムカード
…『ネイチャービュー矢木沢』というのは、まぁ普通のダム資料館のような所でした。
ダムカードはこの建物のお隣の管理所にて貰えますよ☆
アーチダムを下方真正面からとらえたカッコいい写真ですよね♪
どことなく威厳すら感じ取ることができます!

※東電管理用道路(行き方面)
…矢木沢ダムまではひたすら一本道。
先ずこのゲートを潜って向かうことになります。
道中は須田貝ダムのダム湖である『洞元湖』を横目にのんびりドライブできます♪
ちなみにこの管理用道路は冬季(12月1日~翌4月30日)には閉鎖され、
ダム見学ももちろんできなくなるので注意注意!
尚、天候状況や管理業務などにより閉鎖されることもあるそうなので、
ダムに行く時は事前にホームページ等で確認したほうが良いと思われます!
あ。ここのすぐ後ろ側には『須田貝発電所』があって、ダムも遠目に見ることができますよ☆

※東電管理用道路(帰り方面)
…ちなみに先程のゲートの裏側…ダムから帰る時に見ることになるのがコチラです。
いやはや。
『水の大切さを忘れないで!』
…全くごもっともですよね☆
て言うかさ、
でんこ久しぶりに見たわ(笑)
※でんこ → 東京電力のマスコットキャラ
ちなみにでんこの苗字は『分電』らしい…。

(2011年8月20日訪問)
【データ】
所在地 : 群馬県みなかみ町
河川名 : 利根川水系利根川
型式 : アーチ式コンクリートダム
堤高(ダムの高さ) : 131メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 352メートル
ダムカード : あり
駐車場 : あり
みなかみ町のダム : 矢木沢ダム、須田貝ダム、奈良俣ダム、藤原ダム、小森ダム、相俣ダム、赤三調整池
【独り言】
周辺のダム巡りをする場合、大体この『矢木沢ダム』と『奈良俣ダム』はセットで回ると思うんだけど、
みなさんはどちらを先に訪問するんだろうか??
ちなみにダム管理所のホームページによると、
関越道・水上ICからの主要時間は同じらしいけど…。
ま。ホントにどうでもいい話だわな(笑)
【どんなダム?】
『さすが利根川最上流のダム!…期待を裏切らない特殊構造!!』
…利根川本川・最上流に位置するダムがこの矢木沢ダムというのは有名かと思いますが、
今回注目したいのはそのダム型式!!
まずはコチラの図をご覧下さい!

※ダムサイトにあった説明板より
…ダム本体の所に『アーチダム』とあり、
その横に『ウィングダム』『脇ダム』と続いているのがわかりますでしょうか?
『ウィングダム』というのは簡単に言えば、
“アーチダムの両岸(片岸)の強度が頼りない時に、本体を支える為に造られた補助的な重力式ダム”
…と思って頂ければ良いと思うのですが、
これ自体は富山県の『黒部ダム』などにも造られていたりするんですよね。
そして『脇ダム』というのは“更なる貯水量を確保する為に河川以外を拓いて造られたダム”のことで、
ここでの脇ダムの型式は“ロックフィルダム”
…つまり何が面白いかをまとめると、
ダム本体は“アーチ式コンクリートダム”ですが、
ウィングダムは“重力式コンクリートダム”そして脇ダムは“ロックフィルダム”
そうです!
ここ矢木沢ダムでは3種類の型式のダムを1度に楽しむことができるんですねー♪
ちなみにこういった複数の型式を持つダムは、
『複合ダム』もしくは『コンバインダム』と呼ばれるそうですよ。
いや~。2種類の複合は見たことあるけど、3種類ってのはこの時が初めてだったなぁ…。
“鑑賞”する側としてはかなり得した気分になる複合ダム…
もう思い出しただけでニヤニヤしてきますわ(笑)

※ウィングダムの様子
…で、こちらが実物のウィングダムでございます♪
洪水吐(放流設備)は本体ではなくコチラについております。

※上流側より見たゲートの様子

※導流路の様子
…ゲートは水色がキレイなローラーゲートが2門。
導流路は上の図を見てもわかりますが、相当長いですよ!!

※脇ダムの様子
…そしてこれがロックフィルダム型式の脇ダムですね♪
上の図や他の写真なんかを見ると堤体表面を覆う白いリップラップがとても美しいのですが、
訪問時は結構雑草なんかが伸びていました。

※本体天端の様子
…車はここまで乗り入れることはできませんが、徒歩による通行は普通にできます。
まぁ特筆すべき点もない普通のアーチダムの天端だったかな?

※ダム下流域の様子
…う~ん。この利根川本川にも数多くのダムがありますが、
ここが先ず最初に通るダムなんですねぇ。
そうそう。右下の建物は『矢木沢発電所』で、
矢木沢ダム湖(奥利根湖)と下流の須田貝ダム湖(洞元湖)の間で揚水発電を行っています。
ちなみにこの発電所は、東京電力が初めて設置した揚水発電所だそうですよ!

※ダム湖(奥利根湖)の様子
…ダム湖はかなりでかく、この先上流にはもう道がありません。
そしてこの写真よりもずっと先には、
広大な“坂東太郎”(利根川)の最初の一滴が流れるという『大水上山』があります。
また奥利根湖は水のレジャー地としても大変よく知られていて、
休日ともなると多くの方が訪れる場所だそうです。

※ネイチャービュー矢木沢とダムカード
…『ネイチャービュー矢木沢』というのは、まぁ普通のダム資料館のような所でした。
ダムカードはこの建物のお隣の管理所にて貰えますよ☆
アーチダムを下方真正面からとらえたカッコいい写真ですよね♪
どことなく威厳すら感じ取ることができます!

※東電管理用道路(行き方面)
…矢木沢ダムまではひたすら一本道。
先ずこのゲートを潜って向かうことになります。
道中は須田貝ダムのダム湖である『洞元湖』を横目にのんびりドライブできます♪
ちなみにこの管理用道路は冬季(12月1日~翌4月30日)には閉鎖され、
ダム見学ももちろんできなくなるので注意注意!
尚、天候状況や管理業務などにより閉鎖されることもあるそうなので、
ダムに行く時は事前にホームページ等で確認したほうが良いと思われます!
あ。ここのすぐ後ろ側には『須田貝発電所』があって、ダムも遠目に見ることができますよ☆

※東電管理用道路(帰り方面)
…ちなみに先程のゲートの裏側…ダムから帰る時に見ることになるのがコチラです。
いやはや。
『水の大切さを忘れないで!』
…全くごもっともですよね☆
て言うかさ、
でんこ久しぶりに見たわ(笑)
※でんこ → 東京電力のマスコットキャラ
ちなみにでんこの苗字は『分電』らしい…。
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