堰堤どうでしょう 【草木ダム】
草木ダム (群馬県) 【くさきだむ】

(2011年6月14日直近訪問)
【データ】
所在地 : 群馬県みどり市
河川名 : 利根川水系渡良瀬川
型式 : 重力式コンクリートダム
堤高(ダムの高さ) : 140メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 405メートル
ダムカード : あり
駐車場 : あり
みどり市所在のダム : 草木ダム、黒坂石ダム、高津戸ダム、早川ダム
【独り言】
ダムの周辺には『わたらせ渓谷鐵道』も通っている為、
ここにはいつか電車でも訪れてみたいと考えているダムです♪[→最寄り駅は『神戸(ごうど)駅』]
…特に冬場かな?凍った道路がとにかく苦手なもので(笑)
ちなみにこれは有名な話かも知れませんが、
鉄道関係や製鉄所関係などではよく“鐵”と難しい旧字のまま使われているケースがありますが、
これは“鉄”という文字が“金を失う”と書くため縁起がよろしくないからとも言われているそうです。
何かこういう“些細な験担ぎ”って日本らしくて面白いよなぁ☆
【どんなダム?】
『直球勝負!!…飾り気などいらない威風堂々たる佇まい』
…とりあえず確実に一つ言える事は“かなり巨大”です!(笑)
日本には現在3000基前後のダムがあると言われていますが、
その中でもなんと16番目の高さを誇るダムですからねぇ…。
これを“巨大ダム”と言わずして何と言うって話ですわ!まったく!!
…そんな貫禄たっぷりの『草木ダム』ですが、
同じ関東圏の巨大ダム…例えば『宮ヶ瀬ダム』や『浦山ダム』などに比べ、
“表立ったエンタメ性”は残念ながらほとんどありません。
常時開放された堤体内通路はもちろんのこと、資料館すらもね…。
年に一度の『草木湖まつり』では堤体内なども見学できるそうですが、
普段あると言えば精々『ダムカード』とダム湖がよく見渡せる『展望台』くらいでしょうか?
ぶっちゃけ“ダム好き”以外の方が訪れても、
数分間だけ「わぁ!大きいなぁ!!」という余韻に浸れる程度かも知れません…。
(…言い過ぎ?ごめんなさい!)
…でもね、
それでもやっぱりこの迫力は是非一度見て貰いたい訳ですよ!!!!
マジ感動すっから(笑)
やっぱり“地味よりは派手”“何かセールスポイントがあった方が良い”のは確かかも知れませんが、
その威厳だけで魅せる草木ダムは結局偉大だと思います☆

※左岸より堤体を臨む
…いや~。良い景色ですね♪
て言うか、もうそれしか言葉に出ませんわ。
やっぱりどこから見てもデカいもんはデカいです(笑)
もう“巨大ダム”と言われるダムも何基か見てきたのですが、
それでもいつ見ても新鮮な絵に感じてしまうのは何なのでしょうかね??

※上流側より堤体を臨む
…ここ渡良瀬渓谷沿いに造られた『草木ダム』は竣工が1976年。
洪水調整、農業用水・工業用水・水道用水の確保、発電が目的の多目的ダムです。
まぁ“ダムの役割”ほぼ全てを担うパーフェクトなダムって訳ですね♪
ちなみに建設当時は『神戸ダム』という名で計画が進められていたそうですが、
途中地元の方々の要望から水没地の名称をとって『草木ダム』という現在の名称に変わったとのことです。
尚、上流数キロ先には旧足尾銅山(栃木県日光市)があるため、
計画時より“重金属流入の恐れ”が懸念されているのは事実ですが、
今でも管理所では水質監視等の業務は日々行われているそうです。

※天端の様子
…車による通行も可。対向車とのすれ違いもラクラクの余裕ある幅員でございます♪
このダムは国道122号線沿いに面した位置にあるため、
“桐生市方面からなら北上・日光市方面からなら南下”すれば、
まず迷うことなく辿り着くことができると思います。
これで迷ったら……もう知らね(笑)

※堤体直下の様子
…右岸よりに急カーブして導流路が続いています。
う~ん。スカイブルーに塗られたゲートが非常に美しいですね♪
左岸直下には『東第二発電所』があるのですが、
そこからの眺めが職員さんのオススメ撮影ポイント!(…ダムカを貰う時に教えて貰いました☆)
この発電所は河川維持放流の設備も兼ねているのですが、
維持放流だけでもなかなかの迫力でしたよ!

※草木ダム・ダムカード
…ダムカードはこんな感じです。
左岸にあるダム管理所にて絶賛配布中ですよ♪
オリフィスゲート(常用洪水吐)からのダイナミックな放流シーン
…是非一度近くから臨んでみたいものです!

※ダム湖(草木湖)の様子
…“ダム湖百選”にも認定されている草木湖の周辺は、
散策路も整備されており、所々に展望台、中腹にはボート乗り場もあったりで、
休日には多くの方が山のレジャーに訪れる場所となっています。
ここでは春は桜、秋は紅葉…と四季折々の風景美が楽しめることでしょう♪
写真では噴水なんかも確認できますが、
これにはプランクトンが増えすぎないために水を循環させる役目もあるそうです。
実際に移動してみるとわかりますが、
この湖はダムの規模にも応じた相当縦に長くて大きい湖ですよ。
…いやはや。冒頭では「何にもねぇ」みたいなことを書いてしまいましたが(笑)、
もしかするとここのダムの一番の“売り”はこの美しい草木湖なのかも知れませんね☆
ともあれ、
純粋に巨大建造物を楽しみたい方、
のんびりダムを眺めたい方には是非オススメしておきたい一基です!

(2011年6月14日直近訪問)
【データ】
所在地 : 群馬県みどり市
河川名 : 利根川水系渡良瀬川
型式 : 重力式コンクリートダム
堤高(ダムの高さ) : 140メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 405メートル
ダムカード : あり
駐車場 : あり
みどり市所在のダム : 草木ダム、黒坂石ダム、高津戸ダム、早川ダム
【独り言】
ダムの周辺には『わたらせ渓谷鐵道』も通っている為、
ここにはいつか電車でも訪れてみたいと考えているダムです♪[→最寄り駅は『神戸(ごうど)駅』]
…特に冬場かな?凍った道路がとにかく苦手なもので(笑)
ちなみにこれは有名な話かも知れませんが、
鉄道関係や製鉄所関係などではよく“鐵”と難しい旧字のまま使われているケースがありますが、
これは“鉄”という文字が“金を失う”と書くため縁起がよろしくないからとも言われているそうです。
何かこういう“些細な験担ぎ”って日本らしくて面白いよなぁ☆
【どんなダム?】
『直球勝負!!…飾り気などいらない威風堂々たる佇まい』
…とりあえず確実に一つ言える事は“かなり巨大”です!(笑)
日本には現在3000基前後のダムがあると言われていますが、
その中でもなんと16番目の高さを誇るダムですからねぇ…。
これを“巨大ダム”と言わずして何と言うって話ですわ!まったく!!
…そんな貫禄たっぷりの『草木ダム』ですが、
同じ関東圏の巨大ダム…例えば『宮ヶ瀬ダム』や『浦山ダム』などに比べ、
“表立ったエンタメ性”は残念ながらほとんどありません。
常時開放された堤体内通路はもちろんのこと、資料館すらもね…。
年に一度の『草木湖まつり』では堤体内なども見学できるそうですが、
普段あると言えば精々『ダムカード』とダム湖がよく見渡せる『展望台』くらいでしょうか?
ぶっちゃけ“ダム好き”以外の方が訪れても、
数分間だけ「わぁ!大きいなぁ!!」という余韻に浸れる程度かも知れません…。
(…言い過ぎ?ごめんなさい!)
…でもね、
それでもやっぱりこの迫力は是非一度見て貰いたい訳ですよ!!!!
マジ感動すっから(笑)
やっぱり“地味よりは派手”“何かセールスポイントがあった方が良い”のは確かかも知れませんが、
その威厳だけで魅せる草木ダムは結局偉大だと思います☆

※左岸より堤体を臨む
…いや~。良い景色ですね♪
て言うか、もうそれしか言葉に出ませんわ。
やっぱりどこから見てもデカいもんはデカいです(笑)
もう“巨大ダム”と言われるダムも何基か見てきたのですが、
それでもいつ見ても新鮮な絵に感じてしまうのは何なのでしょうかね??

※上流側より堤体を臨む
…ここ渡良瀬渓谷沿いに造られた『草木ダム』は竣工が1976年。
洪水調整、農業用水・工業用水・水道用水の確保、発電が目的の多目的ダムです。
まぁ“ダムの役割”ほぼ全てを担うパーフェクトなダムって訳ですね♪
ちなみに建設当時は『神戸ダム』という名で計画が進められていたそうですが、
途中地元の方々の要望から水没地の名称をとって『草木ダム』という現在の名称に変わったとのことです。
尚、上流数キロ先には旧足尾銅山(栃木県日光市)があるため、
計画時より“重金属流入の恐れ”が懸念されているのは事実ですが、
今でも管理所では水質監視等の業務は日々行われているそうです。

※天端の様子
…車による通行も可。対向車とのすれ違いもラクラクの余裕ある幅員でございます♪
このダムは国道122号線沿いに面した位置にあるため、
“桐生市方面からなら北上・日光市方面からなら南下”すれば、
まず迷うことなく辿り着くことができると思います。
これで迷ったら……もう知らね(笑)

※堤体直下の様子
…右岸よりに急カーブして導流路が続いています。
う~ん。スカイブルーに塗られたゲートが非常に美しいですね♪
左岸直下には『東第二発電所』があるのですが、
そこからの眺めが職員さんのオススメ撮影ポイント!(…ダムカを貰う時に教えて貰いました☆)
この発電所は河川維持放流の設備も兼ねているのですが、
維持放流だけでもなかなかの迫力でしたよ!

※草木ダム・ダムカード
…ダムカードはこんな感じです。
左岸にあるダム管理所にて絶賛配布中ですよ♪
オリフィスゲート(常用洪水吐)からのダイナミックな放流シーン
…是非一度近くから臨んでみたいものです!

※ダム湖(草木湖)の様子
…“ダム湖百選”にも認定されている草木湖の周辺は、
散策路も整備されており、所々に展望台、中腹にはボート乗り場もあったりで、
休日には多くの方が山のレジャーに訪れる場所となっています。
ここでは春は桜、秋は紅葉…と四季折々の風景美が楽しめることでしょう♪
写真では噴水なんかも確認できますが、
これにはプランクトンが増えすぎないために水を循環させる役目もあるそうです。
実際に移動してみるとわかりますが、
この湖はダムの規模にも応じた相当縦に長くて大きい湖ですよ。
…いやはや。冒頭では「何にもねぇ」みたいなことを書いてしまいましたが(笑)、
もしかするとここのダムの一番の“売り”はこの美しい草木湖なのかも知れませんね☆
ともあれ、
純粋に巨大建造物を楽しみたい方、
のんびりダムを眺めたい方には是非オススメしておきたい一基です!
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