ダム巡りダイジェスト【2011年11月4日】『助手席で行く秋の吾妻路・前編』
て言うかさ、
ダム友って素敵やん?
…さて活動報告です。
今回は同郷・千葉のダム好きさんであり、
自分も愛読させて頂いているブログ『レギュラー大盛りでお願いします』の管理人である、
“Lie EXさん”からのお誘いで群馬県は吾妻郡までダム巡りをして参りました♪
いやはや、
こういったダム巡りのお誘いは嬉しいものですね☆
前回の『東北ダム巡りツアー』もそうでしたが、
いつもは一人で淡々と行うダム巡りも同じ趣味の仲間がいることで、
新たな視点や発見もありますし、何より意見交換ができるので非常に勉強になるものです!
まぁ日常で知人に話すとサラッとかわされてしまうような
“ダムトークが存分にできる相手がいる”ってのが一番ですが…www
ではでは、
今回のダム巡りはどんな感じだったのでしょうか?
それではダイジェストスタート!!!!
【道中いろいろ】

…今回はLie EXさんのご好意で“オールタイム助手席”のダム巡りとなりました♪
ちなみにコチラが今回の移動で乗せて頂いた、トヨタの『Will VS』です!
実は昔、自分も「この車が欲しい!」と思っていたんですよねー。
う~ん。初めて間近で見て、実際に乗せて頂きましたがマジでカッコ良かったなぁ☆
Lie EXさんとは初対面だったのですが、
道中ではダムの話はもちろんのこと、
何故か『美女木JCT』の話などで盛り上がったりと非常に面白い感じでしたw
…ダムからジャンクションに浮気しちゃうかも、オレwww

…途中でちょっとした味わい深い堰を見つけたので大歓喜&寄り道してみたり。
やっぱりダム好き同士なのでこういう“名も無い堰”にもいちいち反応はしちゃいますよねw

…『やんば館』などには寄りませんでしたが、八ッ場ダム建設予定地なども通過しました。
う~ん。周辺は紅葉真っ盛りで非常に美しい渓谷でしたが、
この辺りもダムが完成したらダム湖に沈んでしまうのでしょうねぇ…。
色々感慨深いものがあります。
この『八ッ場ダム』に関してはいずれ機会があればこのブログでも自分の考えなど綴っていければと…。
…まぁこんな感じの道中でございました☆
【1基目】
品木ダム(重力式コンクリートダム・群馬県中之条町)

…今回のダム巡り1基目はコチラ!重力式コンクリート型式の『品木ダム』でございます♪
まぁこの写真で想像はつくかと思いますが、
下流側からの堤体はほとんど見ることができませんでした…。

…ちなみに下から見るとこんな感じだそうです。
大きさ的には堤高43.5メートル、堤頂長106メートルなので決して大きいダムではありません。

※ダム湖(『上州湯の湖』)
…この品木ダム。
実は建設されたのは洪水調整の為では無く、他には無い唯一無二の目的があったりします!
ま。だからこそ今回は二人ともこのダムを訪れてみたかった訳ですが…。
手短に説明すれば、
“上流を流れる強酸性の川を中和する際にできる生成物を溜めておく為のダム”な訳ですが、
要は…
「上流から強い酸性の水が流れてきて大変だ!魚も住めないし、農作物にも影響が出るよー!!」
↓
「じゃあ、石灰(→アルカリ物質)を使って中和させようぜ!!」
↓
「よし!これで中和はできたけど、その際できる生成物はそのまま流せないでしょ…」
↓
「じゃあダムを造ってそこに貯めるんだ!」
…かなりテキトーですが、こんな感じでしょうか?
この中和事業によって“死の川”とも呼ばれた『吾妻川』には魚も住むようになり、
川の水も農業用水など様々な範囲で利用することができるようになったそうです!!!!
う~ん。品木ダム、良い仕事してるわ☆
尚、貯められた生成物はそのままにしておくとダムとしての機能がストップしてしまう為、
日々それを取り除く作業は続けられております。
上の写真のダム湖に浮かぶクレーン船はその為のものですね。

…ダム上流・車で数分の所には『草津中和工場』があり、
実際に石灰(石灰ミルク)を川に投入している所も見学することができました!
中和の段階を説明すると、
まずサイロに貯められた石灰(写真左上)から石灰ミルクを生成
→上流から流れる強酸性の川(写真右上)に石灰ミルクを投入(写真左下)
→中和を続けながら下流のダムへと流れていく(写真右下)
…こんな感じで、
pH2~3の強酸性の水もダムに辿り着く頃にはpH5~6の弱酸性まで中和されるそうです。
あ。ここはダムや酸性河川に関する展示などもある『環境体験アミューズメント』も併設されていて、
なかなか面白かったですよ!

…ちなみに下の写真2枚は、
酸性河川の中にコンクリートを入れておいた際の実験結果だそうです!
う~ん。これはさすがに強烈だな…。
尚、五寸釘は10日程で“縫い針”の様になってしまうとのこと。

…こちらは“百年石制作体験”をした際のもの。
これは石灰石にペンキで絵を書いて上流の強酸性の草津温泉に3日間浸けておくと、
ペイントした所以外が酸によって溶けて良い感じの風合いになるというものです♪
これは作品の送料以外無料なので是非ともオススメします!
(行かれる際は開館しているか事前の確認をお願いします)
いや~。それにしても左の作品…
こ れ は ひ ど いwww
…い、意外と難しいんですよ!これ。
まぁダム巡りに行って現地で勉強しながらこういう楽しい体験ができるってのも、
ありそうでなかなか無いですよね?
「あー、それにしても品木ダムは十二分に満喫できたなぁ♪」
さて、では次のダムに行ってみましょうか☆
紅葉真っ盛りの吾妻路を更に北へと向かいます。
【後編に続く】
ダム友って素敵やん?
…さて活動報告です。
今回は同郷・千葉のダム好きさんであり、
自分も愛読させて頂いているブログ『レギュラー大盛りでお願いします』の管理人である、
“Lie EXさん”からのお誘いで群馬県は吾妻郡までダム巡りをして参りました♪
いやはや、
こういったダム巡りのお誘いは嬉しいものですね☆
前回の『東北ダム巡りツアー』もそうでしたが、
いつもは一人で淡々と行うダム巡りも同じ趣味の仲間がいることで、
新たな視点や発見もありますし、何より意見交換ができるので非常に勉強になるものです!
まぁ日常で知人に話すとサラッとかわされてしまうような
“ダムトークが存分にできる相手がいる”ってのが一番ですが…www
ではでは、
今回のダム巡りはどんな感じだったのでしょうか?
それではダイジェストスタート!!!!
【道中いろいろ】

…今回はLie EXさんのご好意で“オールタイム助手席”のダム巡りとなりました♪
ちなみにコチラが今回の移動で乗せて頂いた、トヨタの『Will VS』です!
実は昔、自分も「この車が欲しい!」と思っていたんですよねー。
う~ん。初めて間近で見て、実際に乗せて頂きましたがマジでカッコ良かったなぁ☆
Lie EXさんとは初対面だったのですが、
道中ではダムの話はもちろんのこと、
何故か『美女木JCT』の話などで盛り上がったりと非常に面白い感じでしたw
…ダムからジャンクションに浮気しちゃうかも、オレwww

…途中でちょっとした味わい深い堰を見つけたので大歓喜&寄り道してみたり。
やっぱりダム好き同士なのでこういう“名も無い堰”にもいちいち反応はしちゃいますよねw

…『やんば館』などには寄りませんでしたが、八ッ場ダム建設予定地なども通過しました。
う~ん。周辺は紅葉真っ盛りで非常に美しい渓谷でしたが、
この辺りもダムが完成したらダム湖に沈んでしまうのでしょうねぇ…。
色々感慨深いものがあります。
この『八ッ場ダム』に関してはいずれ機会があればこのブログでも自分の考えなど綴っていければと…。
…まぁこんな感じの道中でございました☆
【1基目】
品木ダム(重力式コンクリートダム・群馬県中之条町)

…今回のダム巡り1基目はコチラ!重力式コンクリート型式の『品木ダム』でございます♪
まぁこの写真で想像はつくかと思いますが、
下流側からの堤体はほとんど見ることができませんでした…。

…ちなみに下から見るとこんな感じだそうです。
大きさ的には堤高43.5メートル、堤頂長106メートルなので決して大きいダムではありません。

※ダム湖(『上州湯の湖』)
…この品木ダム。
実は建設されたのは洪水調整の為では無く、他には無い唯一無二の目的があったりします!
ま。だからこそ今回は二人ともこのダムを訪れてみたかった訳ですが…。
手短に説明すれば、
“上流を流れる強酸性の川を中和する際にできる生成物を溜めておく為のダム”な訳ですが、
要は…
「上流から強い酸性の水が流れてきて大変だ!魚も住めないし、農作物にも影響が出るよー!!」
↓
「じゃあ、石灰(→アルカリ物質)を使って中和させようぜ!!」
↓
「よし!これで中和はできたけど、その際できる生成物はそのまま流せないでしょ…」
↓
「じゃあダムを造ってそこに貯めるんだ!」
…かなりテキトーですが、こんな感じでしょうか?
この中和事業によって“死の川”とも呼ばれた『吾妻川』には魚も住むようになり、
川の水も農業用水など様々な範囲で利用することができるようになったそうです!!!!
う~ん。品木ダム、良い仕事してるわ☆
尚、貯められた生成物はそのままにしておくとダムとしての機能がストップしてしまう為、
日々それを取り除く作業は続けられております。
上の写真のダム湖に浮かぶクレーン船はその為のものですね。

…ダム上流・車で数分の所には『草津中和工場』があり、
実際に石灰(石灰ミルク)を川に投入している所も見学することができました!
中和の段階を説明すると、
まずサイロに貯められた石灰(写真左上)から石灰ミルクを生成
→上流から流れる強酸性の川(写真右上)に石灰ミルクを投入(写真左下)
→中和を続けながら下流のダムへと流れていく(写真右下)
…こんな感じで、
pH2~3の強酸性の水もダムに辿り着く頃にはpH5~6の弱酸性まで中和されるそうです。
あ。ここはダムや酸性河川に関する展示などもある『環境体験アミューズメント』も併設されていて、
なかなか面白かったですよ!

…ちなみに下の写真2枚は、
酸性河川の中にコンクリートを入れておいた際の実験結果だそうです!
う~ん。これはさすがに強烈だな…。
尚、五寸釘は10日程で“縫い針”の様になってしまうとのこと。

…こちらは“百年石制作体験”をした際のもの。
これは石灰石にペンキで絵を書いて上流の強酸性の草津温泉に3日間浸けておくと、
ペイントした所以外が酸によって溶けて良い感じの風合いになるというものです♪
これは作品の送料以外無料なので是非ともオススメします!
(行かれる際は開館しているか事前の確認をお願いします)
いや~。それにしても左の作品…
こ れ は ひ ど いwww
…い、意外と難しいんですよ!これ。
まぁダム巡りに行って現地で勉強しながらこういう楽しい体験ができるってのも、
ありそうでなかなか無いですよね?
「あー、それにしても品木ダムは十二分に満喫できたなぁ♪」
さて、では次のダムに行ってみましょうか☆
紅葉真っ盛りの吾妻路を更に北へと向かいます。
【後編に続く】
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