堰堤どうでしょう 【軍荼利大堰】
軍荼利大堰 (千葉県) 【ぐんだりおおぜき】

(2011年12月4日訪問)
【データ】
所在地 : 千葉県一宮町
河川名 : 東浪見川水系東浪見川
型式 : アースダム
堤高(ダムの高さ) : 15.1メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 106.2メートル
ダムカード : なし
駐車場 : なし
一宮町の一口メモ : 第二次世界大戦中に“風船爆弾”の基地があった
【独り言】
“軍荼利”という名は煩悩などを取り除くと言われる『軍荼利明王』の名から来ているそうな…。
このダムがある軍荼利山の麓には『東浪見(とらみ)寺』があり、そこには軍荼利明王像も奉られている。
う~ん。軍荼利様は煩悩を取り除いてくれるのか…。
自分も“煩悩の塊”みたい男だし、ちょっくら参拝してくれば良かったな?(笑)
ちなみにお寺の近く・ダムへの道中にはJRの踏切があるのですが、
そこの踏切の名称は『郡茶利踏切』でした。
理由はわかりませんが、まぁ難しい名前だよ。うん。
【どんなダム?】
『ダム湖に落ちたら1ペナルティ☆』
…まぁ一見すると普通のアースダムで、
「お前はわざわざ溜め池を見に行って何が面白いのか?」
と最近周りからも言われるようになってしまいましたが、
やっぱりその“溜め池”一つとっても様々な特徴や周辺環境があって面白い訳ですよ(笑)
例えばここの場合は、ゴルフ場の敷地がダム湖を跨いでいたりね。
いやはや。ダム湖にゴルフ場の橋が架かっているのは今回初めて見たと思います!
でもある意味ここは、
“溜め池天国”&“ゴルフ場天国”である千葉県を象徴するダムなのかも知れませんね。
…そう堤体ばかりでなく周りもよく見てじっくり考えていくと、ほら!
アースダムもなかなか興味深いもんでしょ?(…ちょっと強引かな?)
尚、この溜め池は『軍茶利ダム』とか『軍茶利湖』など様々な呼び方(書き方)があるようですが、
一宮町の広報には『軍荼利大堰』とあり、
それが何となく一番かっこ良く見えたのでこの表記にさせて頂きました。
まぁそこら辺の細かいトコはどうでもいいですよね☆

※洪水吐(放流設備)の様子

※導流路の様子
…いつもの。細め。
と、“行きつけの店の注文”のように書くと普段に増してテキトーっぷりが醸し出されるわけですが、
まぁ洪水吐は少し小さめの自然越流式のが右岸側にちょこんと据えられていて、
それに続く細い導流路が下流域に伸びていましたとさ…とここら辺に関しては特筆すべき点も無く。
アースダムの設備の説明なんてそんなもんだよ、うん。

※取水設備の様子
…各設備に関しては、設置されてからまだ比較的に年も経ってないのかなーって。
『軍荼利大堰』は1935年に竣工した一宮町東部土地改良区(県知事監督下)が管理するアースダムで、
用途目的は“農業用水の確保”だそうです。
まぁ明らかに戦前のものがそのままではなさそうなので、設備などは新しくいじったものだと思われます。
て言うかここのダムに関しては如何せん公式な情報が少なかったんですよね。
町の一角にある“一溜め池”にそこら辺を求めても仕方の無いことですが…。
とりあえずダムの敷地内では文字という文字は全く確認できませんでした。

※天端の様子
…天端に関しては手入れもそこそこ行き届いているように見受けられました。
車でも通行できそうな感じはしましたが、
奥まで行っても管理用車両の駐車スペースが1台分あるくらいで、すぐに行き止まりとなっています。

※天端より下流側直下を臨む
…この写真を見て、果たしてどれ程の人がダムだと認識するんだろうか?
とりあえずこちらは草が伸び放題といった感じ。
なかなか“魅せるアースダム”ってのも少ないですからねぇ…。
むしろこれが自然。実際はこんなもんだよ、うん。

※天端より下流域遠くを臨む
…何かここまでつまらなそうに説明していそうな気がするかも知れませんが、
素敵な点だってもちろんあるんです!
ほら!天端から下流側を遠く見渡すとこんな感じで太平洋を拝むことができました♪
実際海にも近い位置にあるダムなのですが、
天気が良ければここまでくっきり水平線を確認できるものなんですねぇ…。
ちなみにすぐ麓にある『東浪見海岸』は海のレジャーでもなかなか有名な場所だそうです☆
ダム好きのサーファーにとってはもはや聖地ですな、うん。

※ダム湖(軍荼利池)の様子
…天端から見える範囲からだけだと大きさはよくわからなかったかな。
冒頭でもお話した通り、およそ半周ほどがゴルフ場に隣接しています。
堤体(湖岸)を見ても新しく整備し直しているのがよくわかりますね。

※天端より上流側遠くを臨む
…まぁこんな感じで紛れも無くゴルフ場ですな。
手前の橋では時々ゴルフカートが行き来する様子も見ることができました。
て言うかダム見に行ってそんな光景ほとんど見ませんよね?(笑)
ダム周辺がひっそり静まり返っているせいか、時々ゴルフ場での談笑の声も聞こえてきました。

※ダム敷地周辺の様子
…さて。海が臨めて周辺がゴルフ場に囲まれている、いかにも“千葉らしい軍荼利大堰”でしたが、
ダムまでの道中はこんな感じ。
「対向車が来たら嫌だなぁ…」位の幅員でございました。
位置的には、
国道128号線から脇道に入って踏切を渡り、東浪見寺を過ぎて更に奥の場所にあります。
最初はげんなりしてしまうような酷道感溢れる気がするかも知れませんが、
まぁ東浪見寺から1キロあるかないか位ですぐに見つかるので、さほど心配する必要も無いかと思います。
…あ。
“ぐんだり”と“げんなり”ってちょっとだけ似てね?
注 : 煩悩が多すぎるとこういう残念な発想に至ります(笑)

(2011年12月4日訪問)
【データ】
所在地 : 千葉県一宮町
河川名 : 東浪見川水系東浪見川
型式 : アースダム
堤高(ダムの高さ) : 15.1メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 106.2メートル
ダムカード : なし
駐車場 : なし
一宮町の一口メモ : 第二次世界大戦中に“風船爆弾”の基地があった
【独り言】
“軍荼利”という名は煩悩などを取り除くと言われる『軍荼利明王』の名から来ているそうな…。
このダムがある軍荼利山の麓には『東浪見(とらみ)寺』があり、そこには軍荼利明王像も奉られている。
う~ん。軍荼利様は煩悩を取り除いてくれるのか…。
自分も“煩悩の塊”みたい男だし、ちょっくら参拝してくれば良かったな?(笑)
ちなみにお寺の近く・ダムへの道中にはJRの踏切があるのですが、
そこの踏切の名称は『郡茶利踏切』でした。
理由はわかりませんが、まぁ難しい名前だよ。うん。
【どんなダム?】
『ダム湖に落ちたら1ペナルティ☆』
…まぁ一見すると普通のアースダムで、
「お前はわざわざ溜め池を見に行って何が面白いのか?」
と最近周りからも言われるようになってしまいましたが、
やっぱりその“溜め池”一つとっても様々な特徴や周辺環境があって面白い訳ですよ(笑)
例えばここの場合は、ゴルフ場の敷地がダム湖を跨いでいたりね。
いやはや。ダム湖にゴルフ場の橋が架かっているのは今回初めて見たと思います!
でもある意味ここは、
“溜め池天国”&“ゴルフ場天国”である千葉県を象徴するダムなのかも知れませんね。
…そう堤体ばかりでなく周りもよく見てじっくり考えていくと、ほら!
アースダムもなかなか興味深いもんでしょ?(…ちょっと強引かな?)
尚、この溜め池は『軍茶利ダム』とか『軍茶利湖』など様々な呼び方(書き方)があるようですが、
一宮町の広報には『軍荼利大堰』とあり、
それが何となく一番かっこ良く見えたのでこの表記にさせて頂きました。
まぁそこら辺の細かいトコはどうでもいいですよね☆

※洪水吐(放流設備)の様子

※導流路の様子
…いつもの。細め。
と、“行きつけの店の注文”のように書くと普段に増してテキトーっぷりが醸し出されるわけですが、
まぁ洪水吐は少し小さめの自然越流式のが右岸側にちょこんと据えられていて、
それに続く細い導流路が下流域に伸びていましたとさ…とここら辺に関しては特筆すべき点も無く。
アースダムの設備の説明なんてそんなもんだよ、うん。

※取水設備の様子
…各設備に関しては、設置されてからまだ比較的に年も経ってないのかなーって。
『軍荼利大堰』は1935年に竣工した一宮町東部土地改良区(県知事監督下)が管理するアースダムで、
用途目的は“農業用水の確保”だそうです。
まぁ明らかに戦前のものがそのままではなさそうなので、設備などは新しくいじったものだと思われます。
て言うかここのダムに関しては如何せん公式な情報が少なかったんですよね。
町の一角にある“一溜め池”にそこら辺を求めても仕方の無いことですが…。
とりあえずダムの敷地内では文字という文字は全く確認できませんでした。

※天端の様子
…天端に関しては手入れもそこそこ行き届いているように見受けられました。
車でも通行できそうな感じはしましたが、
奥まで行っても管理用車両の駐車スペースが1台分あるくらいで、すぐに行き止まりとなっています。

※天端より下流側直下を臨む
…この写真を見て、果たしてどれ程の人がダムだと認識するんだろうか?
とりあえずこちらは草が伸び放題といった感じ。
なかなか“魅せるアースダム”ってのも少ないですからねぇ…。
むしろこれが自然。実際はこんなもんだよ、うん。

※天端より下流域遠くを臨む
…何かここまでつまらなそうに説明していそうな気がするかも知れませんが、
素敵な点だってもちろんあるんです!
ほら!天端から下流側を遠く見渡すとこんな感じで太平洋を拝むことができました♪
実際海にも近い位置にあるダムなのですが、
天気が良ければここまでくっきり水平線を確認できるものなんですねぇ…。
ちなみにすぐ麓にある『東浪見海岸』は海のレジャーでもなかなか有名な場所だそうです☆
ダム好きのサーファーにとってはもはや聖地ですな、うん。

※ダム湖(軍荼利池)の様子
…天端から見える範囲からだけだと大きさはよくわからなかったかな。
冒頭でもお話した通り、およそ半周ほどがゴルフ場に隣接しています。
堤体(湖岸)を見ても新しく整備し直しているのがよくわかりますね。

※天端より上流側遠くを臨む
…まぁこんな感じで紛れも無くゴルフ場ですな。
手前の橋では時々ゴルフカートが行き来する様子も見ることができました。
て言うかダム見に行ってそんな光景ほとんど見ませんよね?(笑)
ダム周辺がひっそり静まり返っているせいか、時々ゴルフ場での談笑の声も聞こえてきました。

※ダム敷地周辺の様子
…さて。海が臨めて周辺がゴルフ場に囲まれている、いかにも“千葉らしい軍荼利大堰”でしたが、
ダムまでの道中はこんな感じ。
「対向車が来たら嫌だなぁ…」位の幅員でございました。
位置的には、
国道128号線から脇道に入って踏切を渡り、東浪見寺を過ぎて更に奥の場所にあります。
最初はげんなりしてしまうような酷道感溢れる気がするかも知れませんが、
まぁ東浪見寺から1キロあるかないか位ですぐに見つかるので、さほど心配する必要も無いかと思います。
…あ。
“ぐんだり”と“げんなり”ってちょっとだけ似てね?
注 : 煩悩が多すぎるとこういう残念な発想に至ります(笑)
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