堰堤どうでしょう 【天ヶ瀬ダム】
天ヶ瀬ダム (京都府) 【あまがせだむ】

(2012年1月11日訪問)
【データ】
所在地 : 京都府宇治市
河川名 : 淀川水系淀川(宇治川)
型式 : アーチ式コンクリートダム
堤高(ダムの高さ) : 73メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 254メートル
ダムカード : あり
駐車場 : 未確認
宇治市の特産品 : 宇治茶 など
【独り言】
訪問時はJR宇治駅より30分位(?)かけて徒歩で向かった訳ですが、
道中ではいかにも“京都らしい”趣のある風景や、川を悠々と進む沢山の水鳥の光景などを見ることができ、
非常に心地良いプチハイキングができたと思います。
自分がダム巡りをする時は大体すぐ近くまで車で行くことが多いのですが、
徒歩で向かう利点の一つに、
“市街地を抜け、段々とダムがあるようなロケーションへと変わっていくその変化”を
より肌で感じることができる点があるのではないでしょうか?
利便性を削ってでも、たまには川を上流に向かって歩いてみるのも面白くて価値あるものだと思いますよ☆
【どんなダム?】
『これが鳳凰である。考えるな、感じろ!!』
…あらかじめ断っておきますが、このダムはかなり好きですよ!
年季の入ったかなり立派なアーチダムだし、
ダム愛好家の皆さんに評判が高いのも納得のいく堤体だと思います。
…でもね。
ダム湖(鳳凰湖)の名前の由来がどうやら、
『平等院鳳凰堂』が近くにある点と、
“ダムの形が羽を広げた鳳凰の姿に似ている点”らしいんですよね。
う~ん。そうかぁ??
普段は夢見がちな自分ですが、さすがにそれはちょっと…(汗)
確かに神話上の鳥に似ているダムなんて素敵な話だと思いますが、
残念ながら自分には“ただの良さげなアーチダム”にしか見えませんでした。
多分このエピソードを聞いてから、自分の中で勝手に天ヶ瀬ダムのハードルをあげちゃったんだろうな(笑)
…ちなみに“天ヶ瀬”ってネーミングはとてもきれいで好きだったりします♪
多分地名ではないっぽいんだけど、こちらはどういう由来なんだろ?

※堤体(下流側)の様子
…まぁそんな話はさて置き、このアングルから見るとドーム型でなかなか迫力のある堤体ですよね♪
スカイブルーに塗られたゲートも非常にナイスです!
いやはや、これは是非とも真下から見上げてみたくなるダムだわ。
『天ヶ瀬ダム』は1964年に竣工した国交省が管理するアーチ式コンクリートダムで、
用途目的は“洪水調整”と“上水道用水の確保”及び“発電”だそうです。
ちなみに集水面積は4200平方キロメートルで国内のダムとしては日本一!
集水域の一部には『琵琶湖』も含まれているそうです。
天ヶ瀬ダム、何気に凄いっす!!!!

※堤体(上流側)の様子
…アーチ式なので当たり前かも知れませんが、
こちらから見ると良い感じで丸みを帯びているのがよくわかると思います。
予備ゲート(…この写真で見ると網目っぽいゲート)の運用の仕方がよくわからないのですが、
3門のうち1門だけがダム湖の中に入っていました。

※天端の様子
…歩行者のみ通行可。幅員はそんなにとられてなかったっけ?
欄干にはダムの説明はもちろんのこと、周辺地域の情報など様々な内容の案内板が掲げられていました。

※天端で見かけることのできた案内板
…例えばこんな感じで“源氏物語”のあらすじや、
宇治にまつわる“百人一首”の説明なんかも紹介されていたり。
う~ん。京都どすなぁ♪
枚数だけでもかなりのボリュームなので、全部読んでいたら相当な時間がかかると思います(笑)

※下流側直下の様子
…正面に見える建物が関西電力が管理する『天ヶ瀬発電所』です。
この発電所近くに掛けられた橋からだと真正面から堤体を堪能することができますよ♪
ここから数キロ下っていくと宇治の市街地となります。

※ダム湖(鳳凰湖)の様子
…ここはなかなか大きかったですね。
周辺には公園などもあるようで、そこからだとまた違ったダムの光景を見られると思われます。
また。天ヶ瀬ダムは先ほどの天ヶ瀬発電所による発電とは別に、
上流に位置する『喜撰山ダム』との間で揚水発電も行われているそうで、
昼間は揚水発電の“下池”としての役割も果たしています。

※ダムカードの様子
…ダム管理事務所またはダムサイトの受付(守衛室?)で貰うことができます☆
何かよれっとしたカードを頂いちゃいましたが、細けぇこたぁいいんだよ(笑)
うん。これは実に良い放流ショットだ。

※下流域・宇治川沿いの様子

※平等院鳳凰堂
…下流に位置する宇治の市街地にはこんな素敵なスポットもあったりします♪
せっかくですからダム以外にも色々見て行きたいものですよね?
まぁどちらかと言えば、
平等院は行っても、
天ヶ瀬ダムには行かない人の方が圧倒的な訳ですが(笑)
とりあえず、ダム見物だけではもったいない非常に趣深いロケーションに位置するダムでした!
見応え度・オススメ度ともに十分アリですね。

(2012年1月11日訪問)
【データ】
所在地 : 京都府宇治市
河川名 : 淀川水系淀川(宇治川)
型式 : アーチ式コンクリートダム
堤高(ダムの高さ) : 73メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 254メートル
ダムカード : あり
駐車場 : 未確認
宇治市の特産品 : 宇治茶 など
【独り言】
訪問時はJR宇治駅より30分位(?)かけて徒歩で向かった訳ですが、
道中ではいかにも“京都らしい”趣のある風景や、川を悠々と進む沢山の水鳥の光景などを見ることができ、
非常に心地良いプチハイキングができたと思います。
自分がダム巡りをする時は大体すぐ近くまで車で行くことが多いのですが、
徒歩で向かう利点の一つに、
“市街地を抜け、段々とダムがあるようなロケーションへと変わっていくその変化”を
より肌で感じることができる点があるのではないでしょうか?
利便性を削ってでも、たまには川を上流に向かって歩いてみるのも面白くて価値あるものだと思いますよ☆
【どんなダム?】
『これが鳳凰である。考えるな、感じろ!!』
…あらかじめ断っておきますが、このダムはかなり好きですよ!
年季の入ったかなり立派なアーチダムだし、
ダム愛好家の皆さんに評判が高いのも納得のいく堤体だと思います。
…でもね。
ダム湖(鳳凰湖)の名前の由来がどうやら、
『平等院鳳凰堂』が近くにある点と、
“ダムの形が羽を広げた鳳凰の姿に似ている点”らしいんですよね。
う~ん。そうかぁ??
普段は夢見がちな自分ですが、さすがにそれはちょっと…(汗)
確かに神話上の鳥に似ているダムなんて素敵な話だと思いますが、
残念ながら自分には“ただの良さげなアーチダム”にしか見えませんでした。
多分このエピソードを聞いてから、自分の中で勝手に天ヶ瀬ダムのハードルをあげちゃったんだろうな(笑)
…ちなみに“天ヶ瀬”ってネーミングはとてもきれいで好きだったりします♪
多分地名ではないっぽいんだけど、こちらはどういう由来なんだろ?

※堤体(下流側)の様子
…まぁそんな話はさて置き、このアングルから見るとドーム型でなかなか迫力のある堤体ですよね♪
スカイブルーに塗られたゲートも非常にナイスです!
いやはや、これは是非とも真下から見上げてみたくなるダムだわ。
『天ヶ瀬ダム』は1964年に竣工した国交省が管理するアーチ式コンクリートダムで、
用途目的は“洪水調整”と“上水道用水の確保”及び“発電”だそうです。
ちなみに集水面積は4200平方キロメートルで国内のダムとしては日本一!
集水域の一部には『琵琶湖』も含まれているそうです。
天ヶ瀬ダム、何気に凄いっす!!!!

※堤体(上流側)の様子
…アーチ式なので当たり前かも知れませんが、
こちらから見ると良い感じで丸みを帯びているのがよくわかると思います。
予備ゲート(…この写真で見ると網目っぽいゲート)の運用の仕方がよくわからないのですが、
3門のうち1門だけがダム湖の中に入っていました。

※天端の様子
…歩行者のみ通行可。幅員はそんなにとられてなかったっけ?
欄干にはダムの説明はもちろんのこと、周辺地域の情報など様々な内容の案内板が掲げられていました。

※天端で見かけることのできた案内板
…例えばこんな感じで“源氏物語”のあらすじや、
宇治にまつわる“百人一首”の説明なんかも紹介されていたり。
う~ん。京都どすなぁ♪
枚数だけでもかなりのボリュームなので、全部読んでいたら相当な時間がかかると思います(笑)

※下流側直下の様子
…正面に見える建物が関西電力が管理する『天ヶ瀬発電所』です。
この発電所近くに掛けられた橋からだと真正面から堤体を堪能することができますよ♪
ここから数キロ下っていくと宇治の市街地となります。

※ダム湖(鳳凰湖)の様子
…ここはなかなか大きかったですね。
周辺には公園などもあるようで、そこからだとまた違ったダムの光景を見られると思われます。
また。天ヶ瀬ダムは先ほどの天ヶ瀬発電所による発電とは別に、
上流に位置する『喜撰山ダム』との間で揚水発電も行われているそうで、
昼間は揚水発電の“下池”としての役割も果たしています。

※ダムカードの様子
…ダム管理事務所またはダムサイトの受付(守衛室?)で貰うことができます☆
何かよれっとしたカードを頂いちゃいましたが、細けぇこたぁいいんだよ(笑)
うん。これは実に良い放流ショットだ。

※下流域・宇治川沿いの様子

※平等院鳳凰堂
…下流に位置する宇治の市街地にはこんな素敵なスポットもあったりします♪
せっかくですからダム以外にも色々見て行きたいものですよね?
まぁどちらかと言えば、
平等院は行っても、
天ヶ瀬ダムには行かない人の方が圧倒的な訳ですが(笑)
とりあえず、ダム見物だけではもったいない非常に趣深いロケーションに位置するダムでした!
見応え度・オススメ度ともに十分アリですね。
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