堰堤どうでしょう 【白浜ダム】
白浜ダム (千葉県) 【しらはまだむ】

(2011年1月15日訪問)
【データ】
所在地 : 千葉県館山市・南房総市
河川名 : 長尾川水系馬喰川
型式 : 重力式コンクリートダム
堤高(ダムの高さ) : 18.5メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 62.3メートル
ダムカード : なし
駐車場 : なし (→ちょっとしたスペースはあり)
南房総市の一口メモ : 道の駅の数(→7ヶ所)が日本で2番目に多い自治体らしい…
【独り言】
その名前からも所在地はずっと白浜町(現・南房総市)かと思っていたが、
『ダム便覧』などを見ると正確にはお隣の館山市になるらしい…。
自分のカーナビだと南房総市だった気もするが、まぁちょうど市の境界上にあるのだろう。
うん。細かいことはどうでもいいや(笑)
ちなみにこれもどうでも良いが、
自分がダムに行って“看板”にも注目するようになったのはこのダムがきっかけだと思う。
【どんなダム?】
『静かに佇む房総半島最南のダム』
…まず最初にお伝えしておきますが、
こちらのダムに関しては訪問時に当然として、
南房総市職員の方より立入・撮影の許可を頂いております。
ちなみに自分はダムの敷地入口の前まで行った時にたまたま職員の方がいらっしゃったので、
その時に許可を頂くことができたのですが、
普段はダムへと続く道を逆方向にまっすぐ進む(方角的には南)と『南房総市白浜浄水場』があるので、
そこで交渉してみると良いかと思われます。
何故立入禁止か詳しくはわかりませんが、
上水道専用のダムなので当然多少は厳しいガードもあるでしょうし、
許可を頂く際に「釣りさえしなければ…」と念を押されたので、
もしかすると過去にそこら辺の問題もあったのかも知れませんね。
…あ。肝心のダムの方ですが、“立禁ダム”ということで当然ながら周囲に人の気配は全く無く、
ただただ無音…正直少し寂しい感じすらもしました。
道中は酷道といった感じでは無いですが、
そこには秘境感溢れる景色があったと思います。
ダムの好みも人それぞれながら、
自分はどちらかと言うと“開かれたダム”の方が好みなのですが、
まぁたまにはこういう“人目を拒んでひっそり佇むダム”も悪くない…かな?
ま。結局マニアがどう言おうと、しっかり役割を果たしていればどんなダムでも問題はない訳で(笑)

※堤体(下流側)の様子
…うん。どことなく“秘境的な何か”を感じますね。
まぁ別に山奥にある訳でもないし、辿り着くまでに苦労もしていませんけど(笑)
堤体周辺は放置されている訳でも無く、普段は職員の方しか立入らないということで、
全体として小ざっぱりと整然としている感じがしました。

※堤体(上流側)の様子
…とりあえず確認できたのは、クレストにゲートレスの洪水吐3ヶ所くらいですかね。
完成から40年以上ということで、コンクリートの風合いにも年季を感じます。
『白浜ダム』は1966年に竣工した南房総市(旧・白浜町)が管理する重力式コンクリートダムで、
用途目的は“上水道用水の確保”だそうです。

※天端の様子
…この欄干なんて立禁ダムならではと言うか、普段は見ないようなかなり味わい深いものですよね♪
元々一般人が立入ることを前提としていない造りなのでしょう。
配管は剥き出し…転落防止策などもタッパが低く、幅もかなり狭いです。
上に流してあるレール(?)は資材とかを運ぶ為のものなのかな?

※ダム湖の様子
…一見濁っているように見えますが、
近くで見ると特別汚い訳でも無く、かと言って綺麗な訳でも無く。まぁ普通ってことよ。
大きさは“軽く見渡せる程度”の小ぶりだったと思います。
“南房総市民の水がめ”として、
今日も静かに頑張っている白浜ダムの姿がここにはありました☆


※ダムサイトで見かけた看板達
…ダムの入口ではこういった看板を見かけることができました。
手作り感溢れる手書きのものです。
小さな町の小さなダムならではと言った感じですよね?
何か“人間味”を感じることができてこのダムの看板って好きなんだよなぁ…。

※名言?迷言?
…ちなみにこの看板は、
自分がこれまでダム巡りをしてきた中で一番印象に残っているものです!
『ダム巡りにやり方なんて無い』
…これが自分の持論で、
「一般常識さえ守れば各々好きに見ればいいんじゃね?」
と思っていたりするのですが、
(ルールややり方を決めたがる方も世の中にはいらっしゃるようですけどね…(笑))
これを見て以来、建造物としてのダムを楽しむ人間として、
この言葉だけは心のどこかに…
前提として行動したいと常に思っております。

※房総半島最南端の地・野島崎
…さて。今回は少しダムから離れてたまには周辺地域の情報などをば♪
冒頭で“白浜ダムは房総半島(千葉県)で最も南にあるダム”とお話させて頂きましたが、
どれくらい南にあるかと言うと、
車で数分…て言うかすぐ近くにこんなスポットがある程南にあったりします。
周辺が森で囲まれているためダムから太平洋を臨むことはできませんでしたが、
ここまで直線距離で海に近いダムっていうのも珍しいかと思われます。…多分。

※太平洋と千葉県最南端に置かれたベンチ
…まぁアレですよ。
一応“ダムブログ”ということで普段はほぼ山の背景ばかりをお届けしていますが、
たまにはほら!
何気ない海の光景でも…
ね?ちょっとだけ新鮮な感じがするでしょ?(笑)
【…そんな白浜ダムへのアクセスはこちら☆】

(2011年1月15日訪問)
【データ】
所在地 : 千葉県館山市・南房総市
河川名 : 長尾川水系馬喰川
型式 : 重力式コンクリートダム
堤高(ダムの高さ) : 18.5メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 62.3メートル
ダムカード : なし
駐車場 : なし (→ちょっとしたスペースはあり)
南房総市の一口メモ : 道の駅の数(→7ヶ所)が日本で2番目に多い自治体らしい…
【独り言】
その名前からも所在地はずっと白浜町(現・南房総市)かと思っていたが、
『ダム便覧』などを見ると正確にはお隣の館山市になるらしい…。
自分のカーナビだと南房総市だった気もするが、まぁちょうど市の境界上にあるのだろう。
うん。細かいことはどうでもいいや(笑)
ちなみにこれもどうでも良いが、
自分がダムに行って“看板”にも注目するようになったのはこのダムがきっかけだと思う。
【どんなダム?】
『静かに佇む房総半島最南のダム』
…まず最初にお伝えしておきますが、
こちらのダムに関しては訪問時に当然として、
南房総市職員の方より立入・撮影の許可を頂いております。
ちなみに自分はダムの敷地入口の前まで行った時にたまたま職員の方がいらっしゃったので、
その時に許可を頂くことができたのですが、
普段はダムへと続く道を逆方向にまっすぐ進む(方角的には南)と『南房総市白浜浄水場』があるので、
そこで交渉してみると良いかと思われます。
何故立入禁止か詳しくはわかりませんが、
上水道専用のダムなので当然多少は厳しいガードもあるでしょうし、
許可を頂く際に「釣りさえしなければ…」と念を押されたので、
もしかすると過去にそこら辺の問題もあったのかも知れませんね。
…あ。肝心のダムの方ですが、“立禁ダム”ということで当然ながら周囲に人の気配は全く無く、
ただただ無音…正直少し寂しい感じすらもしました。
道中は酷道といった感じでは無いですが、
そこには秘境感溢れる景色があったと思います。
ダムの好みも人それぞれながら、
自分はどちらかと言うと“開かれたダム”の方が好みなのですが、
まぁたまにはこういう“人目を拒んでひっそり佇むダム”も悪くない…かな?
ま。結局マニアがどう言おうと、しっかり役割を果たしていればどんなダムでも問題はない訳で(笑)

※堤体(下流側)の様子
…うん。どことなく“秘境的な何か”を感じますね。
まぁ別に山奥にある訳でもないし、辿り着くまでに苦労もしていませんけど(笑)
堤体周辺は放置されている訳でも無く、普段は職員の方しか立入らないということで、
全体として小ざっぱりと整然としている感じがしました。

※堤体(上流側)の様子
…とりあえず確認できたのは、クレストにゲートレスの洪水吐3ヶ所くらいですかね。
完成から40年以上ということで、コンクリートの風合いにも年季を感じます。
『白浜ダム』は1966年に竣工した南房総市(旧・白浜町)が管理する重力式コンクリートダムで、
用途目的は“上水道用水の確保”だそうです。

※天端の様子
…この欄干なんて立禁ダムならではと言うか、普段は見ないようなかなり味わい深いものですよね♪
元々一般人が立入ることを前提としていない造りなのでしょう。
配管は剥き出し…転落防止策などもタッパが低く、幅もかなり狭いです。
上に流してあるレール(?)は資材とかを運ぶ為のものなのかな?

※ダム湖の様子
…一見濁っているように見えますが、
近くで見ると特別汚い訳でも無く、かと言って綺麗な訳でも無く。まぁ普通ってことよ。
大きさは“軽く見渡せる程度”の小ぶりだったと思います。
“南房総市民の水がめ”として、
今日も静かに頑張っている白浜ダムの姿がここにはありました☆


※ダムサイトで見かけた看板達
…ダムの入口ではこういった看板を見かけることができました。
手作り感溢れる手書きのものです。
小さな町の小さなダムならではと言った感じですよね?
何か“人間味”を感じることができてこのダムの看板って好きなんだよなぁ…。

※名言?迷言?
…ちなみにこの看板は、
自分がこれまでダム巡りをしてきた中で一番印象に残っているものです!
『ダム巡りにやり方なんて無い』
…これが自分の持論で、
「一般常識さえ守れば各々好きに見ればいいんじゃね?」
と思っていたりするのですが、
(ルールややり方を決めたがる方も世の中にはいらっしゃるようですけどね…(笑))
これを見て以来、建造物としてのダムを楽しむ人間として、
この言葉だけは心のどこかに…
前提として行動したいと常に思っております。

※房総半島最南端の地・野島崎
…さて。今回は少しダムから離れてたまには周辺地域の情報などをば♪
冒頭で“白浜ダムは房総半島(千葉県)で最も南にあるダム”とお話させて頂きましたが、
どれくらい南にあるかと言うと、
車で数分…て言うかすぐ近くにこんなスポットがある程南にあったりします。
周辺が森で囲まれているためダムから太平洋を臨むことはできませんでしたが、
ここまで直線距離で海に近いダムっていうのも珍しいかと思われます。…多分。

※太平洋と千葉県最南端に置かれたベンチ
…まぁアレですよ。
一応“ダムブログ”ということで普段はほぼ山の背景ばかりをお届けしていますが、
たまにはほら!
何気ない海の光景でも…
ね?ちょっとだけ新鮮な感じがするでしょ?(笑)
【…そんな白浜ダムへのアクセスはこちら☆】
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