堰堤どうでしょう 【小中池】

小中池 (千葉県) 【こなかいけ】

小中池01
(2012年2月29日直近訪問)

【データ】
所在地 : 千葉県大網白里町
河川名 : 南白亀川水系小中川
型式 : アースダム

堤高(ダムの高さ) : 18.9メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 230メートル

ダムカード : なし
駐車場 : あり

大網白里町の一口メモ : 日本で3番目に人口が多い“町”らしい…


【独り言】
“池”とは銘打ってあるがここもれっきとしたダムだったりする。
て言うか、もし自分がダムに興味が無かったらここがダムだなんて全くわからなかったでしょうね。
だってそれ以前は“ダムとはコンクリートで造られたもの”だと思い込んでいたし…。

何か知らんがこの趣味を始めてから
そこら辺にある小さな池や貯水池にも注目するようになっちゃったんですよねー(笑)

う~ん。これは“職業病”ならぬ…趣味病?


【どんなダム?】
週末は小中池に居るかもね♪

…あらかじめ断っておきますが、はっきり言って小中池びいきです(笑)
「好きなダムを5基挙げろ」と聞かれればおそらく現段階ではここも含まれるでしょう…。

え?理由?
…うん。フィーリングだね。
まぁ自分の地元から比較的近いというのもあるのですが、
何て言うか、そのまったりとした時間をゆっくり過ごせる雰囲気が好きなんですわ。
のほほーん、ふわふわー…って感じでね♪(意味不明)

このダムはトップの写真からもお解かりのように千葉県大網白里町にある『小中池公園』内にあるのですが、
さながら公園内の風景に溶け込み過ぎていて、
一瞬これがダムであるということを忘れてしまいそうになります(笑)

公園ということで敷地内には遊具や東屋なんかもあり、周辺はハイキングコースにもなっているそうなのですが、
週末や休日ともなれば老若男女問わずなかなか多くの人が集まるスポットになっています。
(…特に子供連れの家族とか老夫婦の方が多いかな?)

いやはや、みんなダムが好きなんですねぇ…(嘘)

ダム周辺には資料館などはありません。これと言った特徴…目玉となるものもありません。
はっきり言って、ダム好きな皆さんが訪問しても退屈に感じる方も多いのではないかと…。
だってここは紛れも無く普通の公園なのですから。

…でもまぁアレだ。
真の“開かれたダム”ってこういうトコなんじゃないの?


小中池02
※堤体(下流側)の様子

…どうです?ダムに見えます?
いや。わかる人にはもちろんこれが“堰”だと理解できると思いますが、
そちらの方がむしろマイノリティ(…マニアや業界人など)だと思うんですよね?

恐らく大多数の方にはただの緑の丘にしか見えないのではないでしょうか?

小中池に限らず“フィルダム”の多くに言えることですが、
この“溶け込みっぷり”がまた面白いですよね♪


小中池03
※堤体脇にて

…ダム好きの目玉スポットは無いかも知れませんが、子供たちの目玉スポットはあったりします(笑)
それがこちらの『ローラーすべり台』とアスレチック遊具!

これらは堤体脇・左岸側にあるのですが、
フィルダムの法面に沿って階段が設置されているのはたまに見れど、
すべり台が架かっているのは数少ない(…もしかしたらここだけ?)のではないかと思われます!!

次回は早朝にでも訪れてこっそり滑ってみようかな?


小中池04
※ダム湖の様子

…こちらがずばりそのもの!小中池でございます。

『小中池』は1947年に竣工した小中川土地改良区(→受益者)が管理するアースダムで、
用途目的は“農業用水の確保”だそうです。
ちなみに着工は1933年…太平洋戦争をはさみ14年の時をかけて造られた訳ですから、
その歴史はなかなかのものだと思います。

まぁ“ザ☆ため池”と言ったところでしょうか?
いつも思うんだけど、この手の貯水池を『ダム湖』と呼ぶのはいつも違和感を感じるんだよなぁ…(笑)

池の畔(1/3くらい遊歩道)にはウッドデッキや東屋、ちょっと何が書いてあるかわからない石碑、
何かを祀っているっぽい小屋
などもあり、訪れた方にのんびりとした憩いの時間を与えてくれます☆
ちなみに釣りは禁止。池には地元の子供たちが放流した錦鯉がいるとのことです。


小中池05
※洪水吐の様子

…池の外れの方にひっそりと佇んでいました。
まぁ一応ダム(人造湖)ですからこういった放流設備もありますわな。

見た感じによると普段はほとんど使われていない(必要とされる場面が少ない)様子で、
越流堰の上は雑草が生い茂っており、
何故か柵のようなものが設置されている少し変わった造りとなっていました。


小中池06
※天端の様子

…公園の敷地内ということもあり自動車の侵入はできません。
まぁここを車で走ろうと思う人もいないだろうが(笑)
上流側の柵(欄干?)にはこんな感じで魚がデザインされていたりと遊び心も…♪

ロケーション等は全く違いますがこのまったりとした絵と雰囲気が、
何故かいつも金八先生でおなじみの“荒川土手”を思い出させるんだよなぁ…。牧歌的とも言うべきか。

ここから水を眺めていると心も安らぎ、落ち着いた気分になれる。
…ここは自分にとってとてもお気に入りの“癒されスポット”だったりします。


小中池07
※天端より直下を臨む

…何度も言いますが、もうまさに公園そのものです。
もし天気の良い土日・祝日に訪れたなら、堤体直下はご覧の通り多くの人で賑わっていることでしょう。

公園内には桜や紅葉なども植えられていて、四季を通じて自然を楽しむことができます。
実は大網白里町のホームページにも“おすすめスポット”としてこの小中池が紹介されていたのですが、
それも十分納得できると思いました。
また、それなりに大きい駐車場が完備されているのもポイント高いですよね♪

ちなみにここには先程のローラーのものを含め、3基もすべり台があります。
すべり台マニアは小中池へレッツゴー!!!!


小中池08
※下流域の様子

…このアングルは小中池公園のお隣・上方にあります千葉市『昭和の森』から臨んだものです。
ここからだと自然に溶け込んだため池も人工物…ダムであるとよくわかりますよね?

堤体のすぐ下には田園風景、その先に大網白里の街並みが広がり、
遠くには九十九里・太平洋まで一望することができます。

この昭和の森までは公園からも階段が続いており気軽に行くことができますので、
是非ここからも小中池を楽しんで頂きたいものです☆


小中池09
※周辺に張られていました

…さて。そんな贔屓目で紹介してきました小中池ですが、
実はこちら、農林水産省が選定した『ため池百選』にも選ばれているそうです!
まぁこの張り紙を見るまで『ため池百選』なるものの存在すら知らなかったわけですが…(汗)

ちなみに他に選定された有名どころのため池には、
“日本最古のダム式ため池”である大阪府の『狭山池』や、
“日本史の授業で習った気がする、空海が改修した”という香川県の『満濃池』などもあるそうな。

選定基準は『歴史』『景観』『地域との関わり』など5つの項目があるそうですが、
全国に21万ヶ所以上あるため池(←Wiki知識ね)の中からその一つに選ばれているなんて、
何気に凄いと思いませんか!? オレの小中池が!!!!

…嘘です。ごめんなさい(笑)

でもここはホントに、
地域の方が十二分に誇りに思って良いレベルだと思います!


口先だけでない正真正銘の“開かれたダム”小中池…

これからも多くの人に愛され、
自然豊かな憩いの場と農業用水を末永く提供し続けて欲しいと常に願っております☆



【…そんな小中池へのアクセスはこちら☆】

スポンサーサイト



テーマ : 撮ってみた
ジャンル : 写真

tag : ダム 千葉県

コメントの投稿

非公開コメント

お知らせ
当サイトは2014年11月21日をもって無期限更新停止とさせて頂きました。これまでのご愛顧本当にありがとうございました!

今後はかつての姉妹サイトであった『Damholic -Inspection Gallery-』の方をメインに活動していきますので引き続きどうぞよろしくお願いします。


damholicig
http://damholic.com

…これまで訪れたダムや給水塔などで撮ってきた記録写真をひたすらアップしていくという、言わば『自前のダム写アーカイブサイト』です。

尚、サイト内ではこのブログの後継として『だむほり酒場』という徒然日記コーナーも始めましたので、そちらも重ねてよろしくお願いします。

damholicig
最新記事
カテゴリー一覧
こんちわ。オレです。

ばっきぃ

Author:ばっきぃ
「海賊王にオレはなるっ!!」

*プロフなど:
地元千葉を拠点に関東中心で活動している、しがない“アラサーダムメグラー”です。
推しダムは、
『草木ダム』(群馬県)と『小中池』(千葉県)

当面の目標はとりあえず『500基訪問』&『47都道府県ダム制覇』かな?
“鑑賞専”なのでダムに関する知識等は殆ど無いのですが、
どうぞよろしくお願いします!

あ。一応現在は(一財)日本ダム協会が認定するダムマイスターなるものをやらせて頂いております。
こんな男なのに恐縮です。サーセンwww

連絡先
このブログ(記事)に関するご意見・ご感想・お問い合わせ等、何かございましたらこちらまでお気軽にどうぞ☆

名前:
メール:
件名:
本文:

特選リンク集
【私のいち押しブログ&HP】
週末はダムに居るかもね♪
ドコのなんてダム
七尾のダム冒険譚
レギュラー大盛でお願いします
ふぃぎゅぽん!
暇人の活動日誌
新訂 旅と歴史
Yuluvineko Blog
にゃるしぃの独りごと
システムエンジニアのひとりごと

【ダム系オススメお役立ちサイト】
ダム便覧
 (→(一財)日本ダム協会 運営)
絵付きダム用語解説集
 (→滋賀県HP内)
ダムカード配布場所一覧
 (→国土交通省HP内・PDF)
だむあんてな
 (→ダム関連サイトの更新チェックサイト)


当ブログはリンクフリーです。(相互リンクも気軽に声をかけて下さい♪)
また、画像に関しても自由に使用して頂いて構いませんが、その際は事後でも一報下されば幸いです。
但し、公序良俗に反するサイトからのリンクや第三者への誹謗中傷等に関わる転用はお断りします。

アクセスカウンター