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ダム巡りダイジェスト【2012年10月21~23日】『霜降の函館界隈遠征』その2

その1からの続きです】

【2基目:笹流ダム@函館市】(初訪問・今年通算103基目)
1021sasanagare01.jpg
※最寄は函館バス『赤川小学校』停留所

…さて。新中野ダムにて記念すべき北海道ダムデビューを済ませ、
その次に向かったのは今回のダム巡り遠征で真の目的地でもある『笹流(ささながれ)ダム』でございます!
いやー。こちらのダムは自分がダム好きになってからずっと行ってみたかったダムでもあるので、
言わば2年以上夢見てきた念願の訪問となります☆

先程の新中野ダムからは途中でバスに乗ろうと考えていたのですが、
ちょうど良い時間のバスが出てしまったばかりでしたので、5キロ位の行程をてくてく歩いてきました。
時間にしてちょうど1時間ほど…。

当初旅の計画を立てている段階では、
この日は五稜郭界隈(函館市の繁華街)でレンタサイクルを借りようとしていたのですが、
直前になって「やっぱしんどかったらヤダなー」ということで路線バス&徒歩に変更。
しかし、結果的に新中野ダムから笹流ダムまで歩くことができたし、
その後も結局五稜郭まで歩いてしまったので、結果的にはレンタサイクルならもっと楽勝でしたね(汗)
て言うか、五稜郭から新中野ダムまではほぼ一本道だし、
特別きつそうな坂も無かったのでそっちの方が気持ちよく見て回ることができると思いますよ♪


1021sasanagare02.jpg

…ということでいよいよダムの敷地内へと潜入!
ここまではスマホのナビを見ながら歩いてきたので道に迷うことは無かったのですが、
道中に標識などは一切なく、まぁ訪れるとしたら地元の方かよっぽどの建造部(ダム)好きな方なのでしょう。

ここは一種の公園のような場所で、春は桜・秋は紅葉の名所としても知られているとかいないとか。
訪問時もボールで遊ぶ家族の方や、カメラ片手にダムをガシガシ撮っている方がチラホラ見受けられました。
紅葉は…実感としてはまだ少しだけ早かったのかな?
まぁいくら北の大地・北海道と言えど、ダムが位置する標高自体はさほど高くもないですからね。
ロケーション的には山の中にあると言うよりは、
“住宅街の脇に大きな林があって、その中に鎮座している”といった感じでした。


公園内の木々を抜け、
そこに見えたのは芝生の貼られた美しい庭園、そして…


1021sasanagare03.jpg

…遂にやってきました!
これこそが函館市の水がめであり、
日本初のバットレスダム!笹流ダムです!

目の前に広がったのは夢にまで見た“格子状に組まれた白く美しい堤体”
「…こ、これがあの笹流ダムか……」
あまりの感動に、普段はダムに着くなりはしゃがずにはいられないオレもしばし沈黙。
写真ではこれまで何度も見たことがある…しかし今まさにその笹流ダムの実物が手の届く範囲に!

まぁアレだ。
「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ…」
で今回の記事は終わりにしたろうか?www
でも、ネロがアントワープの大聖堂でルーベンスの絵を見た時ってこんな感じだと思うよ…多分w

とりあえずそれ位嬉しくて嬉しくて仕方無かったのですが、
何て言うかこの時は“達成感からくる脱力感”ってのが物凄かったなぁ…。
まだ少し余韻に浸っていたいから、ホントにここで書くの止めちゃおっか……


1021sasanagare04.jpg

…あ。嘘です。やっぱ最後まで書かせて下さい! いや、むしろ書かせろwww

ということで早速憧れだった笹流ダムを見ていきたい訳ですが、
「では一体、ダムの本体まではどれ程近寄れるか?」と言えば、ずばりゼロ距離ですね☆
普段でもここまで“真下から臨めるダム”というのはあまり多くも無いと思いますが、
うーん。一応上水道専用のダムだと言うのに、函館市さんってばなかなかの太っ腹ですね♪
バーチーで上水道のダムって言ったら、ガチガチにフェンス張られて立禁ってのが殆どですよ!まったく!

まぁこのダムは立派な土木遺産でもあるんでね…こういうのは広く公開されている方がいいよ。うん。


1021sasanagare05.jpg

…バットレスを真下から思う存分堪能!
自分はダムでこういうシンメトリーな絵を撮るのってホント好きなんですよねぇw

しかし笹流に限ったことではないですが、
バットレスダムって一見“ダム”と言われなければ本当に何が何だかよくわからん建造物ですよね?
ダムに興味が無ければミステリアス、
ダムが好きなら神秘的・幻想的…笹流ダムにはそういう魅力があるんじゃないかと思います。


1021sasanagare06.jpg

…ご覧の通り柱の間のスペースまでも確認することができます♪
もはやフェチ画像だな、こりゃw

国内にバットレスダムは6基しか存在しない…まぁそうそう簡単には見ることもできないダムで、
自分も群馬県にある『丸沼ダム』以外これまで見たことがないのですが、
構造は何となく理解することはできても、「一体全体どうしてこんな形にしたんだろうか…?」
…ホント不思議でいっぱいです。
(結局は当時の“経済性”を重視した結果なんだろうとは思いますが…)

え?「じゃあ本当にバットレスの構造を理解しているのか?」って?

…無論わからん。

ま、まぁそこら辺は面白い形だし、カッコいいからとりあえずそれだけでいんじゃね?w


1021sasanagare07.jpg

…ところで。
さっきから堤体見てるんだけど、横目でチラチラと気になる文字の看板が見えるんですけど…。

「て言うか“ダム入口”ってwww」
いや。笑う所では決してないのですが、
なんかこの“ダム入口”というのがツボにハマってしまうのは自分だけでしょうか?ダメでしょうか?

…そう!ここ笹流ダムでは実は天端の上も通行できたりするんです♪
普段は天端の上なんぞ歩けて当たり前…そんな舐めた考えで、通行不可だとブーブー言ってる自分ですが、
この“特別なダム”となると話はまた別。

マジすか!?
こんな幸せなことがあってホントにいいんすかっ!?


…いいんです!
いやー。笹流マジ天国だわー!


1021sasanagare08.jpg

…ということで“ダム入口”より堤体脇の階段を登り天端上へと移動。

「オレはたった今笹流ダムの上にいる!…つまりバットレス、いや。全ダムを征服したのだ!」
もはや興奮しすぎて言ってることも支離滅裂。
こんなことなら笹流ダムには行かない方が良かったのかもw
『ばっきぃ ミーツ 笹流ダム』 …もしかしたら一番あってはならない出会いだったかもですね♪

あ。下からだとわからなかったけど、天端の幅は結構狭かったっけなぁ…。


1021sasanagare09.jpg

…こちらはダム湖(笹流貯水池)の様子。
ここは『ダム湖百選』にも認定されている大変由緒正しきダム湖です☆(意味不明)
まぁそりゃ選ぶわな。選ばれるだろうよ、うん。

奥の方はよくわかりませんが、手前を見る限り水深はそこまで深くないようにも見えました。
そのなみなみと湛えられた水の美しさは言うまでも無く、
ここの水は下流にある『低区浄水場』を経由し、函館市の水道水として町へと供給されていきます。

ちなみに翌日の晩、
酒を呑みまくってホテルで水をがぶ飲みしていましたので、
俺の血には笹流ダムの水が混ざっているはずです。

…まぁそれはよくわかりませんけどね(汗)


1021sasanagare10.jpg

…天端から見下ろしたダムの直下はこんな感じ。
特に名称などは無いっぽいのですが、ダムの前はこのように縦長の公園となっています。
噴水なんかもあって結構雰囲気満点ですよね♪

では最後となってしまいましたが、ここらでダムのスペックなどを…

笹流ダムは1923年に完成した函館市が管理するバッドレスダムで、
高さが23.5メートル、長さが199.3メートル。
ダムの役割としては、ずばり上水道水の確保…“函館市民の水がめ”となっております。

うーん。函館市民うらやましす!
実はもし生まれ変わって生まれ育つ場所を選べるなら、
以前は群馬県のみどり市がいいなーって思っていたのですが、
函館市もなかなか良さそうですね! あ。もちろんダム的な理由のみだけどw


1021sasanagare11.jpg
※ダム説明板より、改修工事以前の笹流ダムの様子

…このダムの最大の特筆すべき点としてはずばり、
国内では8基しか建造されなかった(現存は6基)バットレスダムとしては国内初という点でしょう!

まぁ『バットレス』という型式のダムの説明としては、
“バットレスと呼ばれる格子状に組まれたコンクリート製の柱が遮水壁を支えてどーのこーの”
といった感じなのですが、
その生まれとしては“コンクリートの価格が高かった当時に造られてどーのこーの”という話です☆

……。

…う、うん。
とにかく“日本では珍しい型式のダムで、複雑すぎてもう造られることもないでしょう”って訳よっ!
このブログは小難しい知識求めて来る人いないでしょうから、その説明でオッケーでしょ?まったくもう!
て言うかオレも実のところよくわかってないんだよっ!(…何故か逆ギレする始末)

尚、テキトーな説明で良ければ今月初めに訪問した『丸沼ダム』訪問記でも書かせて頂きましたので、
そちらもご覧あそばせ♪
※こんな大人になりたくない方はググって調べてみてね!

ちなみに笹流ダムは完成から60年が経過した昭和58年に一度大規模改修が行われており、
改修以前は上の写真のような姿だったそうです。
…いやはや。これは全く知らなんだ!
現在の“まるで白亜の神殿を思わせるデザイン”は改修後のおよそ30年前からだったんですねぇ。
ま。改修工事自体はコンクリート建造物の寿命は40~50年程度と言われているそうですから、
タイミングとしては妥当なところでしょう。

自分が笹流ダムを知り、好きになったのは“現在のデザインに惚れこんでしまったから”ではあるのですが、
改修以前建設当時のデザインも…これはこれで無機質な感じで好きかも☆
ダムの魅力の一つに『唯一無二のデザイン』というのがあると思う訳ですが、
バットレスという型式を差し引いたとしても、
これほど美しく独特すぎるデザインというのも他にはなかなか無いんじゃないかと思います!


1021sasanagare12.jpg
※“ダム看”の方もぬかりなくチェキってましたw

…結論。
笹流ダムは期待通り素晴らしかった!
これを見る為に北海道まで行く価値は十二分にあった!
そして、これまでダムが好きでいて本当に良かった!


うん。この言葉に尽きますね。
『このダムだけは是非とも自分自身の目と記憶に残しておきたい』
…そんなことはもしかしたらほんの些細な夢なのかも知れませんが、
そんな夢であってもそれが叶った瞬間…自分にとっては大きな満足感・達成感で全身全霊が満たされる。
最後は感動で頭がぐちゃぐちゃになってたっけなぁwww

ともかく今回の笹流ダム訪問は自身のダム感・ダム知識・ダム経験値を考える上でも、
大変意義のある、貴重な体験になったのではないかと自負しております!


1021sasanagare13.jpg
※五稜郭タワーにて

…さて。初日のダム予定もこれにて終了♪
この後は午前中バスで通ってきた道を再び歩いて戻り、
五稜郭や函館山などを観光し、函館駅前にとった宿へと戻りました。

ま。本来ならダム巡りだけでもよいのかも知れませんが、自分にとってはこちらももちろん大切w
せっかくここまで来たんだから函館という町を存分に楽しんでから帰りたいですもんね!


1021sasanagare14.jpg
※新中野ダム『ダム公園』の自販機で購入した“はこだての水”

…この日は多分一生記憶に残るであろう“大切な一日”を過ごすことができたと思います。

「もう今日はお腹がいっぱいだよ!」(…ダム的にも胃袋的にもw)

北海道という憧れでもあり、未開であった地…
明日は一体どんなダムに巡り逢うことができるのだろうか?

てな感じでこの日は早々に就寝。
翌日はレンタカーを借りて更に北上!
今度は笹流ダムの次に見てみたかった今金町の『美利河(ピリカ)ダム』を目指して行きます☆


【初日のルート】(函館空港~新中野~笹流~函館駅)

※実際に進んだルートとは若干異なります。


…さてと。明日もはりきってダムっちゃいますか☆


その3に続く】

※画像はサムネ表示です。クリックするともう少し大きく鮮明に見ることができます。
※訪問時のトラブル等は自己責任でお願い致します。





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No title

こんなに近づけるんだねーっ。
えー、触れちゃうけどいいの?って思うときあるよねw

この堤体の向こうには、こんなにたっぷり水があったのだね・・・。
そうだよねー、ダムだもんねー。
下からだと水を溜めているのを想像できなかったよー。

はこだての水、、、お気に入りダムの水を飲めるなんて・・・(*´ー`*)

ゆるびねこさんへ

こんにちは。コメントありがとうございます☆

先日は南相木お疲れ様!
いいなー。オレも前々から行きそびれているダムだから11月こそ行けるといいなぁ…。
多分来月の機会を逃すと、雪道とか凍結した道が大の苦手なんで来年の春まで持ち越すことになりそうだわ(汗)

…確かに“この裏”に水が貯まっていようとは一瞬忘れてしまいそうですよね。
堤体には普通に触れたよ!一応ロープもはってあったので隙間には入ってこなかったけど、
ありゃ雨宿りとかにもちょうど良さそうだわwww

“はこだての水”…実はその場では飲んでおらず、空輸して冷蔵庫で眠っていたりしますw
ここ一番の時に開けてウハウハするわ♪

きれいなものですね

こんばんは。
こんな大人になりたくないのでググってみましたが、返ってよく判らなくなりました;;
判ったことは、コンクリートが高価なためで、現在全国に6基しかないという・・・、結局ここに書いてあったことしか判らなかった私もまた「こんな大人」でした。
それでも結局14年間しか作られなかったということから、今となってはより貴重なダムということで、とりあえず関東にある丸沼ダムは必見というこになりますね。ムム、寒くなる前にいけるかなあ、それとも。。。
さすが函館シリーズ、いいですねえ^^

Re: きれいなものですね

薄荷脳70さんへ

こんにちは。コメントありがとうございます☆

おお!ググられましたかっ!
見事までに僕を反面教師として扱ってくれる薄荷脳70さん…やっぱ惚れてしまいますわー♪

…それはともかく、
やはりバットレスって見ている分には楽しいんですけど、調べてみると難解過ぎてあまりよくわからないんですよねー!
これを誰にでもわかりやすいようにサクッと説明できるようになれば…
多分『だむ†ほり』やめて、もっと立派なダムホームページ作っていると思いますwww

丸沼ダムは機会があれば是非一度足を運んで頂きたいですね!
大体一通りのダム型式を見ていらっしゃる薄荷脳70さんなら…その摩訶不思議っぷりなダムがかえって病みつきになるかも知れませんよ!
そうそう!あと直下にある筏に乗れば、もしかしたら“ピラミッドの石を運んだ人の気持ち”を知りたくなるかもしれませんしねw
お知らせ
当サイトは2014年11月21日をもって無期限更新停止とさせて頂きました。これまでのご愛顧本当にありがとうございました!

今後はかつての姉妹サイトであった『Damholic -Inspection Gallery-』の方をメインに活動していきますので引き続きどうぞよろしくお願いします。


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http://damholic.com

…これまで訪れたダムや給水塔などで撮ってきた記録写真をひたすらアップしていくという、言わば『自前のダム写アーカイブサイト』です。

尚、サイト内ではこのブログの後継として『だむほり酒場』という徒然日記コーナーも始めましたので、そちらも重ねてよろしくお願いします。

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こんちわ。オレです。

ばっきぃ

Author:ばっきぃ
「海賊王にオレはなるっ!!」

*プロフなど:
地元千葉を拠点に関東中心で活動している、しがない“アラサーダムメグラー”です。
推しダムは、
『草木ダム』(群馬県)と『小中池』(千葉県)

当面の目標はとりあえず『500基訪問』&『47都道府県ダム制覇』かな?
“鑑賞専”なのでダムに関する知識等は殆ど無いのですが、
どうぞよろしくお願いします!

あ。一応現在は(一財)日本ダム協会が認定するダムマイスターなるものをやらせて頂いております。
こんな男なのに恐縮です。サーセンwww

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