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オレ流ダム紀行【2013年2月11日】『真冬のみなかみダム巡礼』その4

その3からの続きです】

【幻の須田貝ダム】

…ということで奈良俣ダムまでの道も途絶え、未だどことなくモヤモヤ感も残る二人。
次の行き先はまだ未定だがとりあえず最寄りのバス停まで到着した。

だが次の瞬間、
冬のみなかみダム巡りの厳しさ…更なる現実の厳しさを目の当たりにするのであった…。


201202minakami28_20130408210935.jpg

「バ、バス停が…埋まってる…だと……!?」

…あ。それはどーでもいいですw
雪で埋まって全く見えない時刻表を手で掻き分け思わず驚愕…


「て言うかバスさっき行ったばかりとかもうね…」

…そう!この極寒の中においてはまさに“命綱”でもあるバスに一足違いで乗り損ね、
次の便の到着までなんと1時間以上もあるというのだ。

うん。何て言うかさ、そりゃ今となっては「でも良い思い出ができたし…」なんてオレも言うんだろうけどさ、
この状況下においてははっきり言って、
何で冬期閉鎖の奈良俣ダムに時間をかけてしまったんだろか…?

て言うかわざわざ2キロも山を登って、
「ですよねーw ズコー」なんてやってる場合じゃなかっただろ!

って話ですよ!まったく!こちとらマヂで命懸けだっての!

………。

…はぁ。
ま、今更そんなことを言っても所詮は後の祭り。
とりあえず、このままバスを待っていても埒があかない…
「凍死を待つ位なら前進あるのみぞ!」ってことで、
“時間を見計らいつつ次のバス停、次のバス停…と歩いて戻っていこう”という話になりました。

うん。これなら距離はさて置き須田貝ダム・藤原ダムへとは着実に近づいていきますから。
ということでいつまでも悲観的になっていても仕方ない!そうと決まればレッツらゴー☆


201202minakami29_20130408210935.jpg

「………。」

「………。」

「………。」

…喋れよ!

いや、正確には喋ってたよ。うん。本当に他愛も無いダム以外のことを満載にね。
それはもう…先ほどの躁鬱状態は絶賛継続中で、
黙って歩いてると思ったら急に下らないマシンガントークが始まったりで、
そりゃはん坊もドン引きだったろうよw 「何この人怖い…」って。
な?このブログ通りのナイスガイだったろ?www

…まぁそんなこんなで、
「もうひと停留所くらい行けるかな?」って感じで探り探りチキンレース的な行進を続けていたのですが、
口には出さなくてもこれだけは常々思い続けてた…

…何この試練w
オレはクロスカントリーでは無くダム巡りに来ているはずだが…

ってね。


ま。いっか…。
さて自分史上最も過酷な雪道歩行を続けること、およそ1時間。
遂にとあるバス停の前まで辿り着くことができました…


201202minakami30_20130408210906.jpg
※『須田貝発電所入口』停留所

「…おお!ここだよ!ここ!」

…到着したのはこちら。
そう!この停留所こそ当初の計画にも予定されていた須田貝ダムの最寄りバス停『須田貝発電所入口』です!

まぁ須田貝ダム(発電所)自体は立入禁止なので遠めに眺めることしかできないのですが、
“みなかみダム巡り”と言っても奈良俣ダムを念頭に置く場合…
矢木沢ダムは冬期通行止めで近づくことすらできない、
相俣ダムと赤三調整池は距離が離れすぎている、
という事で“ダムの姿”を見ることができるのは奈良俣・藤原・須田貝・小森の4基のみしかない。
…だったら「須田貝ダムも一応チャンスがあればついでに見ておこうか」と考えていたんですよねー。

でも正直今回、バスを途中下車してまでも見たいのか?と言われると「…う~ん」

いやはや。これこそ“怪我の功名”とも言うか何と言うか…
歩いて来ることができた以上、“ついで”という意味ではチャンスこの上ありません!


201202minakami31.jpg

この停留所からダムが見える発電所の前までは更に歩くことおよそ1キロ。
さぁどうする…?

「そりゃ行くっきゃないでしょ!」
…そりゃそうよ!w いくら疲れたとかしんどいって言っててもね、
ダムがすぐそこにあるとわかってりゃ目の色だって変わるもんなのよwww

須田貝ダムを見ることに関してはもちろんはん坊も乗り気だ!



すごい一体感を感じる。今までにない何か熱い一体感を。
風…なんだろう吹いてきてる確実に、着実に、俺たちのほうに。
中途半端はやめよう、とにかく最後までやってやろうじゃん。
山の向こうには沢山のダムがある。決して1基じゃない。
信じよう。そしてともに戦おう。
酷道や立禁もあるだろうけど、絶対川には流されるなよ。


………。


…よし!ほなあと1キロ行こか。


DSCN3797.jpg
※この先に須田貝ダムがある訳だが

…って思うじゃん?

だが、ここで無情にもタイムオーバー!!!!!!
なんとこの停留所に着いた時点でバスの到着までおよそ1分!

え?「目の色変わるんだろ?はよ行けや!」って?

…いやいやいやwww
そんなんこの悲惨な状況下でバスが来たら乗っちゃうでしょ!常識的に考えてw
もうね。雪道を散々歩いて足腰がヤバイ上に、ズボンの裾・靴下までビチョビチョ、
寒いのに何故か汗かいて、じゃあ暑いのか?って言えばそんなはずもある訳ないし…
もうマジでどうもこうもないっすよ!
もはや疲れと寒気の為に変なテンション…。こちとら命の方が大事だっての!


DSC06616.jpg
※参考:須田貝ダム(2011年8月撮影)

…ちなみに奈良俣ダムから1時間くらい歩いてきたって言いましたが、
バスならここまでまさかの6分程度とか…。
うん。これは後から調べたからまだ良かったんだけど、
知らない方が幸せだったってこと…結構あるよね?


…はぁ。

ということで“ついで”に行きたいと思ってた須田貝ダムは、“ついで”にならなかったので今回は断念。
ま。ここはそのうちまたついでに見れると思うので今回はまぁいいでしょう…。

てな感じで無事にバスに乗ることもできたということで、次は『藤原ダム』まで向かうことにします。
尚、言うまでもなくバスの中はエアコンが効いていて、それはそれは南国そのもの!
…この時ばかりは、
バスが神の与えし乗り物に思えたのは言うまでもない。




その5に続く】

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