堰堤どうでしょう 【刈谷田川ダム】

(2013年6月16日訪問)
【データ】
所在地 : 新潟県長岡市
河川名 : 信濃川水系刈谷田川
型式 : 重力式コンクリートダム
堤高(ダムの高さ) : 83.5メートル
堤頂長(ダムの長さ) : 202.5メートル
ダムカード : あり
駐車場 : あり
長岡市の一口メモ : 天然ガスの産出量が日本一らしい…
【独り言】
やっぱり大晦日の夜はこのダムに訪れる人がいるのだろうか…?
まぁダムで新年を迎えるっていうのもなかなか…
いや、家で紅白見ながら酒呑んでる方がいっかwww
【どんなダム?】
『赤いクレーンと何故か鐘!?』
刈谷田川ダムは1980年に完成した新潟県が管理する重力式コンクリートダムで、
ダムの役割としては洪水調節、上水道水・工業用水の供給および発電…とのことですが、
まぁダム本体に関しては写真で見てくれればいいよ。
…自分がこのダムに着いて一番最初に目を引かれたのは、天端上の真っ赤なクレーン!
ま。何かしらの作業で使用するものなのでしょうが、
何故かこのクレーンに吸い込まれるように見とれてしまいました(笑)
あとこのダムは隣接する『ダム記念公園』にどういう訳か“鐘つき堂”があったっけ…
お、お寺でも無いのにこんな所に何故にっっ!!!!!
とりあえず後にも先にもダムで鐘を見たのはこれが初めてだと思います。

※堤体(下流側)の様子
…ということで早速ダムの方を見ていきたい訳ですが、
ロケーション的には県道347号線の旧・栃尾市のエリア。まぁ迷うことはまず無いかな?
ちなみにこの地域の特産品と言えば何と言っても『あぶらげ』(栃尾揚げ)!
これはなかなか厚手の油揚げなのですが、うん。これがまた酒の肴にぴったりなんだよなぁ♪
……あ。そんなことはどうでもいいですか?ホントすいません(;^ω^)
堤体はトップの写真(下流域からの正面ショット)からだと少々“縦長”な印象があるかもですが、
こうしてアングルを変えて見てみると実際はそんなこともなく。
まぁ確かに右岸側(…上の写真で言うと奥側)の形が少々特殊なのかも知れませんね。

※堤体(上流側)の様子
…上流側から見た堤体はこんな感じ。
このダムは夏場に貯水量を一時的に減らす『制限水位方式』というものを採用しているそうですが、
それにしても訪問時(6月半ば)は水位が低かった気が…。
それにしても赤いゲートってのはコンクリートとのコントラストが美しいものですね☆

※天端の様子
…天端は歩行者のみ通行可。
まぁ天端自体は特筆すべき点が無い…て言うか至って普通だったのですが、
ここではなかなか面白い光景にお目にかかることができました。

※天端上にあったクレーン
…さて。こちらが冒頭でお話させて頂いた真っ赤なクレーンです。
うーん。これで何を吊るんでしょうか??(勉強不足ですいません!)
とりあえずその色のせいか設置された場所のせいか…はたまた大きさ?かはわからないのですが、
如何せんこれがやけに存在感を主張してたんですよねー(笑)
いやー。なんだろう?
見れば見るほどオレもこのクレーンで吊られてみたくなってくるわ。

※天端上にあった管理用ボート
「あ!こんな所にボートが落ちてる!」
…いや。そんな訳ないっての!ヾ(・∀・;)
天端には何故かこうして管理用のボートまでが置いてありました。
そういやこのダムにはインクライン(ボートなどをダム湖に下ろす設備)が無かった気がしないでもないので、
もしかしたらここに仮置きしておいて、必要な時にさっきのクレーンで吊るしているのかも…??
(ただし、オレ予想)
ちなみに第2守門丸の“守門”とはこのダムの近くにある中越の名峰『守門岳』から取ったものかと…。

※天端から直下を臨む
…ダムの下の方はこんな感じ。
2門のラジアルゲートからスラッと続く導流壁…
うーん。この下に行くほどキュッと締まった感じが何ともセクシーですね♪
真紅の設備とも相まってなかなか男性好みの“お色気ダム”と言えるのでしょうか?
…あ。言えないっすか?サーセンwww

※ダム湖の様子
…ダム湖はこんな感じで非常に“縦長”となっておりました。
まぁイメージ的には“湖”と言うよりは、川の幅を広げた感じかなーって。
とりあえず網場だけがかろうじてダム湖らしさを醸し出していました。
湖畔にはこれと言った遊歩道などは無く、
右岸に県道、左岸には地元の方が利用するような林道が沿って続いていました。

※刈谷田川ダム・ダムカード
…ダムカードは堤体脇の管理事務所にてゲット!
ここは土日祝日でも配布しているのが嬉しいところですね♪(ただし、事前に確認を!)
あと話は変わりますが、
実は新潟県っていうのは県管理のダムが多くのダムカードを配布している場所でもあるんですよねー。
枚数も他県と比べたらトップクラス!
いやはや。新潟県のダムカードコンプ…これはなかなか厄介なことになりそうですな(笑)

※刈谷田川ダム記念公園
…ということでダム自体の紹介は以上となるのですが、
この他にもダムのすぐ隣には『刈谷田川ダム記念公園』があったりしました。
中はこんな感じで遊具などもあったり。
ここからもダムの堤体は臨むことができますので、ちょっとダム巡り中の一服をするのもいいかも♪

※公園内にあった“鐘つき堂”
…ちなみに冒頭で話した“鐘つき堂”はこんな感じ。
なかなかの本格派…て言うか、お寺などでよく見かけるガチのアレです。
この周りには“建造の由縁”なんかは特に書いてなかった気が…
うーん、謎だ!謎過ぎるぞ刈谷田川ダム!
まぁこんなダムと鐘のナイスコラボレーションもアリっちゃアリ…なのかな?
とりあえず“普段は突いちゃダメ!”みたいなことも書いてありませんでしたからね、
もしよかったら108連突きで己を煩悩から解放するのもいいんじゃないっすかね?
…あ。僕は煩悩なんか一切ないピュアボーイなんで遠慮しときましたけど(笑)
【…そんな刈谷田川ダムへのアクセスはこちら】
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お久しぶりです♪
Re: お久しぶりです♪
こんにちは。お久しぶりっす!
おお!一時新潟にお住まいでしたかっ!
新潟のダム半数っすか…結構数ありますから確かにそれは惜しかったかもですね(;^ω^)
自分もあそこは「まだまだ開拓の余地がある!」と思っているのですが、「ここも行きたい!あそこも行きたい!」で逆に手が出せない状況にあったりしますw
あー、近い将来にでも佐渡島遠征にでも行きたいなぁ…。
でもそういうことってよくありますよね?
自分も過去勤めてた会社では転勤族だったのでその気持ちは痛いほどわかりますっ!
チャンスがあったのは、山口・九州・京阪神……あー、確かにあの時からダムに興味があったらなぁwww